Intel CPUは、Core i9 9900KとCore i9 9900で分かれています。
両者の違いは、TDP95WとTDP65Wです。TDPが大きい方が高速化に有利で、TDPが小さい方が小型化・省電力化に有効です。
前者は、62,800円。後者は、56,689 円です。
対してAMD CPUも、同様に分かれている物が存在ます。
Ryzen 5 3600XとRyzen 5 3600です。
両者の違いは、TDP95WとTDP65Wです。TDPが大きい方が高速化に有利で、TDPが小さい方が小型化・省電力化に有効です。
前者は、30,884円。後者は、24,619円です。
Ryzen 3000シリーズでエコ モードを新たに搭載
Ryzenマスターを使うことにより、TDP105W・95Wが65Wになり、TDP65Wは45Wになります。
44%少ない電力になりますが、トレードオフによりで77%の性能が発揮できるとのことです。
AMDの発表による数値なのでベンチマークで、どこまでの差が出るのかも興味深いところです。
Ryzen 3950Xは、TDP105Wで水冷を推奨しています。Mini ITXのケースだと厳しい現実があります。
もし、エコモードで65Wにすることができれば楽々空冷で十分に冷やすことができます。
16コア32スレッド TDP65Wも魅力的
個人的に思うのですが、16コア32スレッド TDP65Wも魅力的です。
無理して、TDP105Wで動かすよりも魅力的だと思います。
まとめ:Ryzenマスターの新バージョンを待つべし
今回の一番のメリットは、無料でダウンロードできるアプリ「Ryzenマスター」を使ってボタン一つでTDP値を変えることができることです。
リスクは、ゼロに近いです。
高速化をしたくなったら、ボタンを押すだけだし、本格的にしたくなったら水冷式のクーラーを集めるだけです。
最初から高価な機器が不要なのは嬉しいです。