メールソフトが起動しないとのお問合せを頂きました。
私が調べたところ、メールソフトが起動することなく、OS動作も異常なくらい動作が遅い。
こんな場合は、悪意のあるソフトが入っている場合もありますが、今回は違います。
スキャンデスクをすると深刻な事態になっていることがわかりました。
スキャンデスクをすること6時間程度で終わり、無事メールが起動することになりました。
予防交換が必要
正常には動くようになりましたが、このままだと全く動かなくなる可能性が高いです。予防交換が必要と判断しました。
新品のHDDを準備
東芝の320GBのHDDを使っていましたが、1TBのHDDを購入しました。
エラースキップ機能があるデュプリケーターも準備
今回は、不良セクターがある可能性が高いです。別件で、不良セクターがありクローンを作れなかった苦い経験がありました。
エラースキップ機能があるデュプリケーターを選びました。
HDDを交換
HDD交換方法は、『SSD換装 Let's note(レッツノート)CF-SX1のHDD交換』が役立ちしました。
そしてコピーを開始。予めテストをしていたのでスムーズにできました。
詳しくは、『【詳細レビュー】ロジテック エラースキップ機能搭載10TB対応スタンド型デュプリケーター』を参照ください。
不良セクターがあったので25%まで時間がかかった。
25%が終了するのに1時間程度かかりました。途中で25%が高速点灯になり、不良セクターがあることがわかりました。
あとは、スムーズに進み2時間程度でコピーが終わりました。
無事、起動して高速になった
今回は、HDD(320GB)からHDD(1TB)への交換です。少し速くなる程度かと思ったら、別マシンのように速くなりました。
250GBの調子が悪かったら遅かったのかな。
CrystalDiskInfoでHDDの健康状態を調べる
フリーソフトのCrystalDiskInfoでHDDの健康状態を調べました。
生の値が7Bとのことで、十進数で123です。100の基準値を超えているので「注意」との判断になったのでしょう。
まとめ:早めの対応が吉。動作する環境ならクローンで解決
今回は、動作する状態でHDDの交換ができました。
もし、完全に起動しない状態だと、何百倍も手間がかかります。
また、HDDを交換することで動作が速くなりました。