IIJmioでは2023年4月からプレフィックス番号が廃止になりました。過去記事になります。
IIJmioでは、通話料が半額になったり、オプションでかけ放題にすることができます。
IIJmioで格安に使うには、電話番号の先頭にプレフィックス番号「0037-691」をつける必要があり、忘れて発信すると通話料金が1分40円もかかってしまいます。
今回は、うっかりミスを防ぐべく強制的に適用する方法を執筆します。
ご参考:プレフィックスを適用できない壁
強制的にプレフィックスを使いたくても壁があって困難な状況でした。
「みおふぉんダイヤル」を使って発信すると、プレフィックスを適用をしてくれます。しかし、「みおふぉんダイヤル」では、以下の欠点があります。
- 通常使うアプリとして設定できないため、着信した電話を折り返し電話をすると通常料金になる
- 「みおふぉんダイヤル」の使い勝手は良くない
「みおふぉんダイヤル」だと使い勝手が良くないため、ダイヤル・電話・電話帳などにプレフィックスを予め付随して使用する方法もありますが、表示が著しく見にくくなる欠点があります。
Android7.0からOSの標準機能としてプレフィックスの指定ができますが、使い勝手がわるく実用的ではありません。
解決方法
以下の3ステップで根本的に解決できます。
- 「電話帳 & 電話アプリ Quick電話」をインストールする
- Quick電話でプレフィックス設定をする
- 通常使うアプリをQuick電話帳にする
1.Quick電話帳をインストールする
Quick電話帳は、高性能でありながら使い勝手がシンプルで評判が良い製品です。
インストールしましょう。
2.プレフィックス設定をする
プレフィックス設定の場所がわかりにくいですが、設定することで強制的に出来ようできるだけでなく表示も見やすくなります。
アプリ右上の「・・・」ボタンを押します。
「設定」をタップします。
左上のハンバーガーメニューをタップします。
「プレフィックス」をタップします。
あとは、「+」を押して登録するだけです。
プレフィックス名は、任意の文字列です。「みおふぉん」で良いでしょう。
付加する番号は、間違いが許されません。「IIJmio」の場合は、0037691を入力します。
3.通常使うアプリをQuick電話帳にする
折り返し電話をするような場合も、Quick電話帳にしたいので通常使うアプリを変更します。
「設定」をタップします。
「アプリ」を選択します。
アプリ画面から「設定」を選択します。
「電話アプリ」をタップします。
「Quick電話帳」を選択します。
以上で電話がかかってきても、Quick電話帳が開きますので折り返しの電話も安心です。
例えば、「かけ直す」をタップすると...
プレフィックス番号がついています。ここで電話帳に書いてある名前がでると最高なんですが...。心配な方は、「かけ直す」ではなく上記の画面で「不在着信」をタップして電話してください。
普通にダイヤルすると
バリバリの安定感です。わかりやすい。
着信もわかりやすい
何分通話したかもわかります。何回呼ばれたかがわかると尚良いのですができるのかな?
また、発信した時も、プレフィックで発信したのか否かもわかります。
注意点
「ダイヤル」「電話」アイコンを使用して発信すると、プレフィックは適用されず割高料金になります。誤って押さないように無効化などをしておきましょう。
※12月26日追記:標準アプリのため無効化はできませんでした
まとめ:格安スマホマスト知識
今回は、IIJmioを例に説明しました。格安スマホであれば今回の設定ができるため、通話料も格安で利用しましょう。
現マイクロソフト認定トレーナー。元プログラマー。元大規模ネットワークエンジニア。ITインストラクター『自己紹介』