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1/3の大きさ!Mini ITXの中でも最小マシンを自作する

2019年3月4日

2年前の記事を少しだけ追記しました。


日常的に自作パソコンを作っている私です。

ITXマシンを自作して大満足していました。前回の様子は、『ITXマシンを完成させました』を参照ください。

 

小学生3年生の娘に自作パソコンを体験してもらおうと思います。

 

さらに極めるため、もう一台作りました。

グラフィックカードをさせなくなりますが前回の1/3の大きさに出来ます。

美しい!

 

娘が小学4年生になるため、様々なことを子供に伝えたいと思っています。

※現在は、小学5年生

今後、パソコンの使い方は、スマホの登場により両極端になると思っています。

ますますパソコンを活用する人と、逆にパソコンをほとんど使わない人。

情報を効率よくインプットしたりアウトプットするには、パソコンを使いこなす必要があります。

対して、ちょっとした情報を見るだけならスマホで十分です。

私の子供には、前者になって欲しいです。

そんな願いを込めて作り方を伝授しました。

 

機器の選定

第7世代の最新CPUに無線Wi-Fiまでついて、この価格なら満足ではないでしょうか。CPUをi7-7700にすると最強クラスにまでバージョンアップできます。

CPUに付属する純正のクーラーで大丈夫でした。修正します。

品名 価格 流用
ケース In Win Chopin 10,986 10,986
CPUファン RAIJINTEK ZELOS 2,700
CPU Pentium  G4560 7,298 7,298
マザー MSI B250I GAMING PRO 13,730 13,730
SSD Apacer 60GB 2,980 2,980
メモリ Crucial DDR4 4GB×2 4,598 4,598
OS Microsoft Windows 10 Home 13,990 -
キーボード LOGICOOL mk270 2,800 -
ディスプレイ 22MP48HQ-P 12,637 -
合計 69,019 39592

尚、今なら第8世代のCPUを使って自作することになります。

i7-8700なら、結構な性能です。むむっ欲しくなってきた。

TDPは、65W以下で作る必要があります。第9世代のCPUも登場していますが、65Wより上のため。

 

もし、高性能なi9やi7-9700kを作るなら、3倍の大きさのRAIJINTEK METIS PLUSになります。

3倍の大きさと言っても、対して場所もとらないし、グラボも乗るのでいいかも。

ケース:In Win Chopin

今回の要(かなめ)となるのがケースです。

コンパクトなため、グラフィックカードが入らないです。

シルバーとブラックがあり、どちらもカッコ良いです。

150W 80 PLUSブロンズアダプター付きです。

CPUファン:RAIJINTEK ZELOS

今回もう一つ重要なのがCPUファンです。純正で入りました。

RAIJINTEK ZELOSを購入しましたが、使いませんでした。

 CPU:Pentium G4560

CPUは、コスパで選びました。CPUのコストパフォーマンスが最強のG4560です。

グラフィックがHD 610と上位のHD630と比べると性能は、半分程度と劣ります。

今回の構成だとグラフィックカードが追加できないため、3,000円を奮発するのもありです。

Pentium G4560:HD 610:7,619 円

Pentium G4600:HD630:10,778円

3000円ほどお値段が高くなりますが、グラフィック性能が2倍にになります。

マザー MSI B250I GAMING PRO

マザーボードは、MSI B250Iの一択です。上位のH270やZ270がありますが、今回の用途ならB250Iで十分です。現在のところ、B250IでITXは、この機種しかありません。

SSD:Apacer 60GB

安価なM.2のSSDなら、この機種で決まりでしょう。

2,980円で始める!念願のM.2デビューApacer アペイサー 60GB

メモリ:Crucial DDR4

メモリは、高騰して私が購入したときよりも2倍ほどしています。なぜかCrucial DDR4の2GBだけは、高騰前の価格です。

第7世代から2400MHzをサポートしています。価格も変わらないため、高性能な2400MHzのものを購入ください。

OS:Microsoft Windows 10 Home

OSは、すごく値段が高いです。パッケージ版ならハードウェアが変わっても継続して使えます。一生使えることを考慮すると安いでしょう。

キーボード:LOGICOOL mk270

ディスプレイ:LG 22MP48HQ-P

ディスプレイは、LGが一番です。安い時には、1万円未満で買えます。

作業工程

  • M.2カードを取り付ける
  • CPUを取り付ける
  • CPUクーラーを取り付ける

M.2カードを取り付ける

難易度:★☆☆☆☆

まずは、M.2カードを取り付けします。HDDに変わる媒体です。今年から主流になるものです。

HDD⇒SSD⇒M.2と移行しています。

娘には、ノートみたいに記録するものと伝えました。

マザーボード裏に取り付けます。

M.2カードを止めるネジも小さいので無くさないように注意です。

M.2のインターフェースに差し込みます。差し込んだままだと、単体側が宙に浮いたままです。

小学生だと、中途半端に差し込んでしまう可能性があります。奥まで入れましょう。

あとは、ドライバーで止めます。

CPUを取り付ける

難易度:★☆☆☆☆

CPUとは、計算をする脳みそにあたる部分です。取り付けるには、レバーを横にずらして蓋を開けます。

CPUを置く向きを確認します。必ず三角のマークがあります。

この向きにこれから置くCPUの向きをお合わせます。

置く向きがわかったら、カバーを開けます。

向きを確認して慎重に置きます。

上手く置くことができたら、凹みが合います。

あとは、蓋を閉めましょう。

ピンを奥に入れてはめ込みます。

蓋が取れる仕組みです。

CPUクーラーを取り付ける

難易度:★☆☆☆☆

今回は、純正CPUクーラーを取り付けます。純正だと押すだけで固定できるの楽です。

まずは、逆さにして差し込む場所を確認します。

そして、穴に合わせます。

4か所を押すだけです。パチンと音がでればOK。

押したあとの状態です。

最後に、きちんと入っているか確認します。

次にCPUファンを取り付けします。マニュアルを見て確認すると良いでしょう。

CPUファンを置くときにコネクターを何処に置くか意識します。

ケーブルは、長さが足りないと接続できないし、余裕があってもカッコよくありません。程よい長さであることを確認してCPUクーラーの置く向きを確認します。

向きがあるので気を付けて差し込みます。

 

今回の特徴はマシンの小ささ

前回も、かなり小さなパソコンを作ったつもりでしたが、さらに1/3の大きさです。

左:19×27.7×25.4cm 13,368cm³

右:24.4×8.4×21.7cm  4,448cm³

上から見た大きさ

前から見た大きさ

まとめ:質感もよく大満足

今回のケースも、質感がよく大満足です。

娘と一緒にコツコツ作りたいと思います。

関連URL

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