モニターアームの超定番のLXとMXの違いをレビューします。
9.5kgのモニターならLXよりMXが良いです。ただ、MXはアームが180度にしか回転しません。
この点をあらかじめ理解して買う必要があります。
LXばかりが人気で、MXのアームを使っている人は少ないようです。
Dell U4021QW 5K2K 40型曲面ウルトラワイド液晶は、9.5kgです。LXでも大丈夫ですが、心もとないためMXも試しました。
- LX 3.2~11.3kg 34インチまで
- MX 6.4~13.6kg
- HX 9.1~19.1kg
LXの欠点 !9.1kgを超えると制限がある
9.1kg以上のモニターでは最大で11cmの上下移動の減少が起こりトータルで22cmの上下移動となる可能性があります。
9.1kg以上のモニターでは上下の移動がスムーズでなくなります。
MXは白色でもグロメットマウントが同封
LXの白色はグロメットマウントが別売りですが、MXは白色でも同封しています。
机に穴が開いているときに有効です。
※写真はLXのものです。
箱は、少しで大きいくらい
上がLX。下がMX。ずいぶん大きいように感じますが...
横から見ると、LXは長いです。やっぱMXが高さと奥行きがあるので、大きいことになります。
ぱっと見では、LXとMXの大差なし。ちょっと「ごっつい」くらいです。
エルゴトロン クイックリリース ブラケット 60-589-060が便利です。
15.9kgまで対応しています。価格も安いです。
ブランケットをつけるので意味がないですが、ここで固定することも出来ます。
長尾製作所のパソコンマウントが便利です。
必要に応じてMac mini・DeskMiniがマウントできます。
余談ですが、下にもパソコンを設置できるようにしました。
もっさくならないように工夫しました。使わなければ見えなくすることも出来ます。
アームを使っても、机の下から線がぷらんと見えるとみっともないです。トレイも必須。
MXのダメダメなところが、ベタベタな部分があること。くれぐれも誤って触れないようにしてください。
ブランケットは、便利です。取り外しが自由自在です。
アームの太さの違いは、以下の通り。下の部分です。
上がLX。下がMXです、
アームの上の部分。
上がLX。下がMXです。
土台の大きさは、意外にも横へはLXが大きい。奥行きは、MXが長いです。
下の部分は、MXになると2つになり、頼もしさ2倍です。
箱には、以下のように入っています。右下がグロメットマウント用の部品です。
MX最大の欠点は、アームが奥に行かないこと
LXは、360度自由に動きます。
MXは、意図的に180度しか回転しません。このためモニターがかなり前になります。おそらく転倒防止だと思いますが、モニターが同じ重さならLXも同じことです。
※HXも同様の仕組みです
私の場合は、自己責任でグロメットマウントにして台を90度横にしました。これでストレスゼロになりました。
現マイクロソフト認定トレーナー。元プログラマー。元大規模ネットワークエンジニア。ITインストラクター『自己紹介』