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ハードウェア

高コスパ・高性能ミニPC MINISFORUM NAB7 実機レビュー

2024年5月5日

今回レビューする製品は、CPUにインテル 第12世代 モバイル向けハイエンドのCore i7-12700Hを搭載するミニPC「MINISFORUM NAB7」です。MINISFORUM様からレビュー用に頂きました。

  • 00:00 今回紹介するパソコンは、高コスパ・高性能マシン
  • 00:13 限られた予算の中で最高のパフォーマンスを求める方に最適
  • 00:18 珍しく本人登場。ブルゾンちえみの動画を見てマネをしたくなる
  • 00:43 本体価格の紹介 01:22 グレードの違いによるスペックの違いはCPUのみ
  • 02:10 豊富なインターフェース
  • 03:13 CPU性能について
  • 04:28 排熱について
  • 04:59 高負荷時の動作音について
  • 05:06 静穏性重視のチューニング
  • 05:27 FF14のベンチマークは普通に遊べる
  • 06:01 メモリはDDR4 32GB 3200MHz
  • 06:18 SSDについて
  • 06:32 開封動画
  • 08:50 初期セットアップ
  • 09:53 SATAを増設する
  • 11:36 VESAマウントの説明
  • 12:12 ブログ版も見てね!

あえて1世代古いCPUを使用して高コスパ・高性能を実現したPCです。限られた予算の中で最高のパフォーマンスが欲しい方に最適です。

Pコア6 Eコア8 TDP45WのCPUです。

見た目は、白とシルバーが基調で落ち着ていいます。

メモリはDDR4 16GB x 2の32GB、ストレージは PCIe 4.0 SSD 1TBの構成です。

レビューした製品は、メモリ 32GB / SSD 1TBの公式ストアの販売価格は 75,980円(5月2日現在)と、コスパの高い製品です。

NABシリーズの構成について

CPUにインテル 第12世代 モバイル向けハイエンドを使用しています。

型名 CPU発売時期
NAB9Core i9-12900HK2024年4月発売
NAB7Core i7-12700H2024年4月発売
NAB6Core i7-12650H2023年5月発売
NAB6 LiteCore i5-12600H2024年4月発売
CPUのみの変更

また、CPUが第13世代の同じ筐体のNPBシリーズがあります。こちらはi9モデルがありません。2023年5月に登場したものです。

型名 CPU発売時期
NPB7Core i7-13700H2023年5月発売
NPB6Core i7-13620H2023年5月発売

MINISFORUM NAB7のスペック

今回は、Windows 11 Homeです。CPUのみの違いです。

商品モデル番号Venus NPB7
CPUCore i7-12700H
グラフィックIntel Iris Xe Graphics
メモリDDR4 Dual channel 16GB × 2
ストレージ
ストレージ拡張
M.2 2280 PCIe 4.0 SSD×1 (最大2TBまで)
2.5 inch SATA HDD Slot ×1 (SATA 3.0 6.0Gb/s)
ワイヤレス接続性M.2 2230 WIFI サポート (Wi-Fi 6E,BlueTooth 5.2)
イーサネット① 2500Mbps LAN (intel i225-v)
② 2500Mbps LAN (intel i226-v)
ビデオ出力① HDMI (4K@60Hz) ×2
② USB4 (8K@60Hz) ×2
(※ケーブル使用お勧め:HDMI to HDMI/ USB-C to USB-C)
オーディオ出力HDMI×2 / 3.5mmコンボジャック
電源DC 19V(電源アダプター含み)
OSWindows 11 Home
本体サイズ127×127.5×54.7 mm
ペリフェラルインターフェース2×RJ45 2.5Gギガビットイーサネットポート
1×USB-C 3.2 (Gen2、Data Only)
2×USB4
2×USB-A 3.2 (Gen1)
2×USB-A 3.2 (Gen2)
2×HDMI
1×3.5mmコンボジャック
1×DMIC
1×Clear CMOS
パッケージ内容1 × NPB7/NPB5本体
1 × 電源アダプター
1 × HDMI ケーブル
2 × SATAケーブル
1 × 取り付けブラケット
1 × 取扱説明書(日本語対応)

前にもType-CとType-Aがあり、使い勝手は良好です。前面のType-CのみGen1。ほかのType-CとType-Aは、Gen2です。

後ろには、HDMI端子が2つあり、画面出力ができるTytpe-Cも2ポートあり、内1ポートはType-CによるPD出力も可能です。

排熱性能は、優秀です。Cinebench R23のマルチコアを9分間経過したところで計測。本ミニPCは、背後と右側に排出する設計です。

120Wの小型アダプターのため41.2度です。排熱できる場所にアダプターを置きましょう。

本PCは、右側に温かい風がでますので気を付けてください。PC下から冷たい空気を吸って出す感じです。温かい空気が循環しないようにしましょう。

ベンチマーク結果について

内蔵されているCPUを確認します。

ベンチマークは、控えめな結果となりました。静穏性重視型です。

一般的なCinebench R23のスコアは、 (Single-Core) Core i7-12700H 1806ptsであり、Cinebench R23 (Multi-Core) Core i7-12700H 15453ptsぐらいです。発熱を抑えるか控えめになっています。

コスパ最強のN100 CPUですが、価格も違えば性能も違います。このことからMINISFORUM NAB7は、高性能でコスパが高いモデルであることがわかります。

MINISFORUM NAB7ASUS ROG AllyCHUWI GemiBook plus
CPUCore i7-12700HKRyzen Z1 ExtremeN100
Multi Core11,575pts14,026pts2965pts
Single Core1,678pts1785pts932pts

FF14のベンチマークでは、普通に楽しめるとのこと。

DDR4 3200MHzであることがわかります。

32GB搭載しています。

SSDは、KINGSTONが使われていました。M8PGP41024Q-A0が使われています。

SSDの結果、読み込み・書き込み速度とも十分な速さです。

マザーボードについて

CrystalMark Retroでの計測。

一番高い時で100W程度。ゲームをしているときでした。

Cinebench R23で69W程度です。写真は忘れましたがアイドル時で15W程度です。

静穏性重視タイプのため、37W程度です。

前面もインターフェースが豊富です。

排熱は、後ろが一番強いです。

吸気になっているようです。

右側から温かい風を送り出します。

上部から見た所。

背面から吸い込むタイプです。

電源アダプタ 19V 6.32A 120W電源の割りに小さくまとまっていると思う。

19V出力です。

120Wの中ではコンパクトでお洒落です。

VESAマウントキット付属しています。

VESAマウントする際に使います。

グローバル版のため初期値は英字キーボードです。Shift + 2が@になるなどの違いがあります。

HDMIとSATAコード

保護シールをはがした状態

パッケージ表。

パッケージ裏。

パッケージ横の長い方。片面は、シリアルコード。

パッケージ横の短い方。片面は、メーカーロゴ。

パッケージ横の短い方。両面同じでした。

まとめ:コスパ最強のミニPC

性能だけを追求するなら第13世代のCPUが良いですが、コストパフォーマンスを考えると第12世代は最良の選択です。

限られた予算で最高の性能が欲しい方は、ぜひ検討してください。

関連URL

Core i7-13620H(10コア) とCore i7-12700H(14コア)の違いについて

第12世代の方が価格が安いにも関わらず性能は大幅に高いです。

Cinebench R23 (Single-Core) Core i7-13620H 1785pts Core i7-12700H 1806pts
Cinebench R23 (Multi-Core) Core i7-13620H 10357pts Core i7-12700H 15453pts

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