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Windows 11 シャットダウン11の方法

2021年7月21日

Windows 11は、スタートメニューの場所が変わりましたが、最速シャットダウンの方法について変更はありません。

  • [Windows] + [X] ⇒ [U] ⇒ [U]
  • 電源ボタン

動画版を作りました。

 

Windows 8.1で使えたシャットダウンも使えるため、デスクトップ・タブレットの両方で、ストレスなくシャットダウン作業ができます。

シャットダウンの場所は説明が不要なほどわかりやすいです。

 

なお、サインアウトの場所は、可もなく不可もない印象です。

Windows 11は、Windows 8のシャットダウンも使うことができるため、タッチパネルにも優しい仕様です。

そこでマウス・キーボードでの使いやすさと旧ユーザーのわかりやすさをまとめました。

 No  方法 Windows 10 Win 7 Win8.1
マウス キーボード タッチパネル
1 スタートメニューからのシャットダウン
2 スタートボタンを右クリックしてシャットダウン -
3 スタート画面に新設された電源ボタンからシャットダウン -
4 電源ボタンを4秒押してシャットダウン(タブレットのみ) 電源ボタンで操作 -
5 電源ボタンを押してシャットダウン 電源ボタンで操作
 チャームでシャットダウン - - -  -  〇
6  [Ctrl]+[Alt]+[Delete]でシャットダウン -  -  〇
7  [Alt]+[F4]でシャットダウン -  〇 -  〇
8 リモートデスクトップからのシャットダウン  -  〇  -   〇  〇
9 ショートカットアイコンをクリックによるシャットダウン - -
10 shutdownコマンドによるシャットダウン  -  -

1.スタートメニューからのシャットダウン

シャットダウンするまでの手間が多く効率が悪いが、基本となる操作

○メリット

従来のOSに近い操作

×デメリット

なし。タッチパネルでも押しやすい大きさ

マウスの場合

[スタート]ボタン→電源ボタン→シャットダウン

キーボードの場合

[Window]キー→[上]→[右]→[スペース]→[↓]→[スペース]

 

2.スタートボタンを右クリックしてシャットダウン

Windows 8.1からの超重要操作。キーボートとの相性抜群!マウスによる操作は、スタートメニュー復活により使う場面が少なくなりました。

キーボードによる操作は、今でも最速です。

○メリット

キーボードとの相性抜群

×デメリット

Windows8.1からの操作。Windows8でも出来ない

マウス

スタートボタンを右クリック⇒「シャットダウンまたはサインアウト」⇒「シャットダウン」
※[Windows]キー+[X]でも可能。Windows8から新たに導入された管理用のメニュー表示ショートカット

キーボード

[Windows]キー+[X]⇒[U]⇒[U]。詳しくは、最速でシャットダウンする(Windows 8.1版)を参照ください。

3.タブレットモード限定!スタート画面の電源ボタンからシャットダウン

デスクトップやノートパソコンだと初期値で無効になっています。タブレットの方は、お世話になることでしょう。

タブレットモードへの変更方法および解除方法

[Windows]+[A]、もしくは通知アイコンをクリックしアクションセンターを表示します。

「タブレットモード」をクリックします。尚、キーボードで選択したい場合は、[TAB]キーです。

4.タブレットユーザーなら、電源ボタンを4秒押してシャットダウン

詳しくは、「Windows10 タブレット必須知識!シャットダウン方法」を参照ください。

○メリット

キーボードマウスの使えないタブレットには、最適

×デメリット

InstantGoに対応したパソコンのみ可能

5.電源ボタンを押してシャットダウン

キーボードもマウスも、握っていないような状態のときに、非常に便利

○メリット

1番短時間でできる。(複数台、シャットダウンするには最速)

×デメリット

パソコンによっては初期設定が違う場合も

いままでの歴代OSと同じで一番早くシャットダウンするのは、電源ボタンを押すことですWindows8.1でも健在です。あらかじめアプリケーションを終了したあと、電源ボタンを押しましょう!

電源ボタンの動作は、規定値でシャットダウンと設定されています。Windows Vistaだけは、スリープに設定されていますが、評判が悪くWindows7から従来通りのシャットダウンに戻りました。

電源ボタンの動作を確認しよう!

電源ボタンの動作は、

1.スタートボタンで右クリックし、[電源オプション]を選択します
キーボードの方は、デスクトップで[Windows]キー+[x]⇒[o]

2.電源オプション画面で、[電源ボタンの動作の変更]をクリック

3.初期値は、「シャットダウン」ですがメーカーによって変更している場合もあります。

自分で変更しなくても、メーカー側で電源ボタンの動作を変更して出荷する場合もあります。 富士通だと[パッとスタート]という機能が、これにあたります。

[パッとスタート]は、スリープ機能(待機機能)を使用することにより、起動を早く見せる技術です。早く起動できる反面、スリープ中は、わずかに電力を消費します。また、シャットダウンをしないため、アプリケーションによっては、動作が不安定になりやすい欠点があります。

私の好みになりますが、電源ボタンの動作は、スリープよりシャットダウンの方が好きです。動作が違う場合は、シャットダウンに設定を戻します。

6.[Ctrl]+[Alt]+[Delete]でシャットダウン

○メリット

いままでのOSと同じ操作

×デメリット

[Windows]+[I]にくらべ、操作がわずかに面倒
※3つのキーを押す必要があり、Deleteキーの場所が遠い

いままでのOSと同じで、地味ですが、この方法もなかなかいいです。

[Ctrl]+[Alt]+[Delete]⇒右下のシャットダウン⇒ シャットダウン

7.[Alt]+[F4]でシャットダウン

○メリット

いままでのOSと同じ操作

×デメリット

あらかじめすべてのアプリケーションを終わらせるか、デスクトップをクリックする必要がある

これも、いままでのOSと同じシャットダウンです。[Alt]+[F4]は、アプリケーションを終了させるショートカットですが、デスクトップ画面をクリックしたとき、または、全アプリケーションが終了しているときは、「Windowsのシャットダウン」画面が表示されます。

1.デスクトップをクリック
2.[Alt]+[F4]でウィンドウ表示
3.[OK]ボタン

8.【番外編】リモートデスクトップからのシャットダウン

○メリット

リモートデスクトップからでも、同じように[Windows]キーを使用してシャットダウンできる

×デメリット

リモートデスクトップ接続の初期設定を変更する必要がある

出張先や別の部屋で普段使わないパソコンを操作するとき、同じWAN内であれば、リモートから自分のパソコンを直接操作することができます。

詳しくは、ネットワーク経由でパソコンを操作する【リモートデスクトップ接続】を参照ください。

初期設定では、リモートからコンピュータを操作するときに[Windows]系のショートカットキーが使えません。そんなときは、この方法を使いましょう。

また、「11.shutdownコマンドによるシャットダウン」でも、同様にリモートのパソコンをシャットダウンできます。

初期設定を変更する

リモートデスクトップ接続を起動し、「オプションの表示」をクリック

「ローカル リソース」タブをクリック。下向き▼から「リモートコンピューター」を選択し、「接続」をクリック

以上で、リモートデスクトップでも、[Windows]キーが使えるようになります。

リモートデスクトップでシャットダウンするときは、以下のいずれかで行います。

  • [Windows]+[I](今回の設定で可能)
  • [Alt]+[F4](もとから可能)
  • [Ctrl]+[Alt]+[End]キー
    ※[Ctrl]+[Alt]+[Delete]だとホスト側になるため

9.ショートカットアイコンをクリックによりシャットダウン

例として、3時間後にシャットダウンしたい

※ウイルススキャン終了後やファイルのコピーが終わったあとにシャットダウンしたい時に便利

○メリット

ダブルクリックでシャットダウンができる

×デメリット

ショートカットキーを作るのがとても面倒

ショートカットボタンをダブルクリックする方法もあります。リモートからコンピュータを操作するときに[Windows]系のショートカットキーが使えない場合があります。そんなときは、この方法を使いましょう。

Windows XP時代からある方法です。

Windows10に「シャットダウン」アイコンを追加する

10.パワーユーザーにオススメshutdownコマンドによるシャットダウン

今、ダウンロード中だから、3時間後にシャットダウンしたいってことないでしょうか。そんな時にオススメなコマンドです。詳しくは、「パワーユーザーにオススメshutdownコマンド!Windows 8.1でも有益」を参照ください。

○メリット

1時間後など、時間指定でシャットダウンができる
リモートデスクトップにも使用できる

×デメリット

コマンドプロンプトを使用したりと、少し上級者向け

補足:Windows8からのシャットダウンは、従来のシャットダウンと少し違う

シャットダウンだと、BIOSやソフトウェアの変更が反映されない場合があります。通常、意識しなくても、良いですが、システムを変更するとき[BIOS]やソフトウェアインストール時は、意識してください。

Windows8の起動が速いのは、シャットダウンがカーネルレベルを休止状態にするからです。起動時は、休止状態にしたものを読み込むため、非常に起動が速いです。

ただし、設定を変更したときは、トラブルの元です。再起動を選ぶことで、本トラブルを回避できます。

まとめ

Windows 10のシャットダウンは、Windows 7とWindows 8.1のいいとこどりです。毎日必ず行う操作でもありますので、熟知しておくと良さげです。

注意点として、Windows8からシャットダウンは、カーネルレベルまで終了しない。システムを変更したときは、再起動。これも知っているとトラブルを未然に防げます。

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