世の中の標準機器がデスクトップパソコンからノートパソコンに変わり、今ではタブレットやスマートフォンへ変わることが確実視されています。
iPhone系も使って楽しいですが、価格面やレパートリーの多さで有力なのがAndroidタブレットやスマートフォンです。
Inateck HB4009さえあれば、パソコンのキーボードやマウス経由で操作ができます。
キーボードとマウスで操作するだけなら、OTGケーブルとハブがあれば出来るのですが、手持ちのノートパソコンでも操作が出来ることがポイントです。
早速試してみましょう。
今回試したのは、Xperia Z3 Compactとの接続
Inateck HB4009で出来ること
色々で出来て便利です。
- パソコンやタブレットでUSBハブとして使う
- AndroidでUSBハブとして使う(OTGとHUB機能)
- 一つのキーボード&マウスで複数の端末を操作する
- Androidとパソコン間でのファイル転送
パッケージから
小さなパッケージです。
「3ポート HUB」、「パソコン間で連携するためのUSBケーブル」、「OTGコネクタ」の3つが入っています。
AndroidでUSBハブとして使う(OTGとHUB機能)
AndroidでUSBハブとして使ってみましょう。これでUSBマウス・キーボードやSDカードリーダーを接続できます。
一つのキーボード&マウスで複数の端末を操作する
一つのキーボード&マウスで複数パソコンを操作するには、1回だけインストールする必要があります。パソコンの場合は、「複数PCの切替に便利なInateck HB4009 PCまなぶ」を参照ください。
Androidの場合は、アプリケーションをインストールします。
セキュティの提供元不明のアプリを事前に解除
今回のアプリは、残念なことにGoogle Playでは提供されていません。Google Play以外からインストールするため、そのままではエラーではじかれます。
事前に解除しましょう。
アプリのインストール。QRコードから読んでダウンロード⇒インストールしてください。
起動すると以下の画面が表示されますが、サービスのため(Linuxベースだからデーモンかな)起動不要です。
OTGコネクタをもうひとつ準備することで、タブレット同士連携することも可能です。
切替は、[Alt]+[S]またはマウスの中ボタン
Androidの切替は、マウスカーソルの左右で出来ません。面倒ですが、[Alt]+[S]などで切り替えましょう。
Androidアプリの完成度はイマイチ?
Nexus 7で利用できなかったり、Android側から[Alt]+[S]で切り替えられないなど、安定度はイマイチと判断しました。また、クリップボード共有もありません。改善されることに期待します。
Androidとパソコン間でのファイル転送
Androidとパソコン間のファイルの転送は、「GO!Bridge」を使います。ファイル転送は、パソコンと同様に快適です。
まとめ:お手軽共有&USB活用
Windowsと違ってクリップボード共有ができなく、画面の移動も直感的ではありません。この点に関しては、ソフトウェアの改善を期待しましょう。
Androidとしての用途は、以下の3つです。
- OTGとハブがついていること
- ファイルの共有が楽なこと
- マウスとキーボードの切替ができる
パソコンからAndroidの画面へ直接入力できて結構楽しいです。
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