コスパ最強の超人気CPU N100。メモリはN100の上限16GB。SSDは512GBでしかも、ありえないほど安いMini PCです。弱点がないのか調べてみました。
コスパ最強
Amazonでの価格は、タイム祭りセール5.5%の時であれば21,875×94.5%で20,672円
同等クラスのPCの中では鬼のように安い。
楽天も見てみました。楽天お買い物マラソンをしなくても恐るべし状態でした💦
実質19,524円
お店の個別ポイントの+20%と10%割引が凄かったです。
デザインも良い
好き好きがあるかと思いますが、デザインが良いです。きらびやかな銀色も、多くの方に好かれるのではないでしょうか。
注意:SSDを交換した際のスクリーンショットです。NVMeにすることで他社のPCIeに比べ2倍速く動作させることが可能です。
N100 CPUは、制限があってSSDはPCIe 3.0 ×1が一般的です。本PCはUSB3の空き帯域を使ったのか、PCIe × 2とSSDをSATAタイプからNVMeへ変更することで一般的なN100のNVMeと比べて2倍速くすることができます。
万人に勧めたいが、欠点もある
いい所ばかりだと楽なのですが、イマイチな所もあり検証に時間がかかました。
CPUについて
他社に比べてマルチコア性能が15%程度低いです。シングルコアは同等でした。間違いは許されないので複数回実施。
私が調べた結果、排熱性能が弱いためだと思われます。十分に冷やしきれていません。ただ、ここまで負荷がかかるのはベンチマークを実施した時ぐらいなので、普段使いなら問題がでないです。
下は、10分間のCINEBENCH R23の結果です。下がることなく10分間上がり続けています。上手く冷えている場合は、数分以内に上げ止まります。
ファンの音は、CINEBENCH R23を動かしても大きくなることはありません。しかし、負荷がないときも常時ファン音が若干大きめです。私なら耐えられないですが気にならない人も多いくらいの音です。(私は音に敏感で普段はNo BGM派です)。ある程度のオフィスなら別の生活音で気にならないと思います。
他社と比較してみました。ファンの防音性が低いのか、次のモデルで改善して欲しい所です。
メモリについて
メモリは、以下の通り優秀です。
16GB DDR4 2666 シングルチャンネル
シングルチャンネルは、N100の仕様です。
SSDについて
標準で入っているSSDは、SATAタイプです。
この価格帯なら十分すぎる性能です。
SSDを交換することによりSATAタイプより3.15倍速くなりました。ここまで速くなると体感的にも違う。
インターフェース関係について
USBは、実際に計測しGen 1かGen2かを調べました。
- 電源コネクタ
- 盗難防止穴
- HDMI × 2
- USB 2
上のスライドスイッチは、簡単に蓋を開けることが出来ます。
USBは、実際に計測しました。やっぱり排気口の口が狭すぎると思う。
- USB 3 Gen1 × 2
- USB 2
上のデザインは、とても良い。
技適マークが入っています。空気穴が小さめのような気がする。
前面のデザインも良いです。
スッキリしたデザインも良し。
Windows のエディションおよびライセンスについて
以下の通りです。
- Windows 11 Pro
- ボリュームライセンス
まとめ:コスパ最強。静穏性が気になる
個人的には、通常時の静穏性だけが気になりました。他は、完成度が高いです。
※贅沢を言えばMBの基盤の作り込みが甘いとかキリがありませんが...
USB 3 Gen1は、PCIe 3 × 2にするために必要だと思います。
好みによってUSB 3 Gen2の方が好きな人もいるかもしれません。ただ私は、USB 3 Gen1でPCIe 3 × 2の方が好きです。
HDMI端子もこの価格帯なら十分でしょう。
繰り返しになりますが、やっぱ静穏性がなぁ...