Amazon プライムデー向け情報
定番のDDR4メモリは、ブラックフライデーセールの対象外が多いです。そこで以下の2択になります。
普段通りのメジャー製品を買って7%ポイント還元を期待する
- DDR4 3600MHz 多くの方はコレ
- DDR4 3200MHz 安定志向
DDR4 4,000MHzは動かないことがほとんどなので、DDR4 4,000MHzは超上級者(マニアの中のマニア)以外はチャンレンジしないでください。動く組み合わせはレアです(笑)。
尚、DDR4 3600MHzは絶対ではないですが大抵動きます。絶対(保証付)を狙うならDDR4 3200MHzになります。
Intel 第12世代(補足)
Intel 第12世代もDDR4 3600MHzと同じでええと思う。予算に余裕があるならDDR5。
※Intel 第12世代の場合は、マザーボードがDDR4用とDDR5用があるのでマザーボードとメモリを合わせてください。
なお、次世代 Ryzen 7000シリーズ(2022秋登場)は、DDR4をサポートしない予定です。Intelと同じメモリが使えますので以下を参考にしてください。
『在庫は豊富!Intel 第12世代に最適なメモリはDDR5。コスパならDDR4』
Ryzen 5000シリーズなら4000MHzも可能!!
Ryzen 5000シリーズなら4000MHzでもInfinity Fabricが1:1で動作します。
※すべてができるわけではなくメモリ・マザボ・CPUに依存します
多くの方は、3600MHz CL16で十分ですが、マニアなら4000MHzもありです。
4000MHzの4枚は無理っぽいです。
AMD Ryzen 9 5950Xだけ4000MHzは、不安定でした。他の5000シリーズは安定動作しました。
ASUS ROG CROSSHAIR VIII DARK HEROならDDR4 4000MHzに出来ました。
4000MHz Infinity Fabricが1:1で動きました。
『Infinity Fabric 1:1がついに出来た!Crucial Ballistix Max DDR4 4000MHz』
4000MHzのメリット
外付けGPUの場合は、1%ほど性能が良くなる。
※体感は出来ない程度
精神的な満足度が大きい★これが4000MHzを選択する重たる理由
4000MHzのデメリット
価格が高い。
⇒ただ、Trident Z Neoにおいて差が小さくなっています。
32GBモデル例では、30,660円⇒34,700円程度
対応できるマザーボードが少ない
⇒私の検証結果だと『ASUS ROG CROSSHAIR VIII DARK HERO』ぐらい
CPU依存とのうわさもある
⇒Ryzen 5 5600Xと5800Xと5900Xで実現。5950Xがダメでした。
Trident Z Neo 4000MHzシリーズについて
Trident Z Neoの4000MHzは、Ryzen 5000シリーズ専用設計のため動くことは確実です。
※CPU・マザボ側の原因により動かない可能性はある
4枚で動くのは3800MHzまで。
16GB (2x8GB) DDR4-4000MHz CL18-22-22-42 1.35V
F4-4000C18D-16GTZN
32GB(2x16GB) DDR4-4000MHz CL18-22-22-42 1.40V
F4-4000C18D-32GTZN
64GB(2x32GB) DDR4-4000MHz CL18-22-22-42 1.40V
32GB(4x8GB) DDR4-3800MHz CL16-19-19-39 1.40V
F4-3800C16Q-32GTZN 47,300円(4/8調査)
32GB(4x8GB) DDR4-3800MHz CL18-22-22-42 1.40V
F4-3800C18Q-32GTZN 43,200円(4/8調査)
2022年も3600MHz CL16で決まり
2020年11月5日からRyzen 5000シリーズが発売となり4000MHzも可能ですが、価格が高く安定動作するかは運もあります。
Ryzen 5000シリーズはCPUの性能向上であり、新しいチップセットはなくメモリも変わりません。メモリは3600MHz CL16を購入すれば安心です。
2022年秋には、Ryzen 第5世代が発売しメモリがDDR5にも対応になります。DDR 5にしてもさほど性能が向上しないため、しばらくはDDR 4も安泰です。
新製品:VENGEANCE RGB PRO SL
VENGEANCE RGB PRO SLが新しく登場しました。
VENGEANCE RGB PRO(無印)との違いは、以下の通りです。デザインだけっぽいです。
CORSAIR VENGEANCE RGB PRO(無印)
CORSAIRのLEDありは、2種類のデザインがあります。一般的なデザインです。
G.Skill Trident Z NeoのL18の対抗はCORSAIRのVENGEANCE RGB PROです。
エロかわいい白色があります。
タイミング:18-19-19-39
必要なメモリ容量について
メモリは足りないと遅くなりますが、必要以上に入れても速くなる訳ではありません。メモリを多く搭載した場合に費用がかかる以外のデメリットはありませんので少し多めが良いかもしれません。
- 事務作業 8GB以上
- ゲーム 16GB以上
- 高度な画像処理・動画処理32GB以上
必要なメモリ枚数について
メモリは、2枚か4枚になります。
メモリは、4枚よりも2枚の方がオーバークロック耐性が強いです。
メモリは、LEDの場合に4枚の方が見た目が良いです。
定格の場合は、メモリのランクによって速度が遅くなる場合もあります。
※詳しくは後述『メモリのランクは、状況に置いてシングルでないと駄目なことがあります』
3200MHzのメモリについて
Ryzen 第3・4世代のスイートスポットは、3600MHz CL16です。多くの環境で安定して動作します。
定格は3200MHzです。思いのほか定格派の方も多いです。
外付けGPUであれば、3200MHzと3600MHzの性能差は、1%程度です。
※APUだと1割程度の差がでるので要注意
16GB (2x8GB) DDR4-3200MHz CL16-18-18-38 1.35V
F4-3200C16D-16GTZN 12,793円(4/8調査)
32GB (2x16GB) DDR4-3200MHz CL16-18-18-38 1.35V
F4-3200C16D-32GTZN
基本情報
愛情込めて製作しました。特にメモリを4枚購入する方は必見です。買ってから間違えただと遅いので!
『Ryzen CPU』、『M.2 NVMe PCI-E Gen4』の調査も実施しました。良かったらご覧ください。
Ryzen Pro 4000GシリーズとA520です。良かったらご覧ください。
2つのメモリを徹底的に比較しました。価格が同じくらいであれば、CRUCIAL BALLISTIXの方がデザインが新しいこともあり好きです。CRUCIAL BALLISTIXの方がスッキリとした今どきのデザインで洗練されています。CORSAIRは、今となっては古臭いです。
CRUCIAL BALLISTIXとCORSAIR VENGEANCEの比較
CRUCIAL BALLISTIXには、LEDタイプもあります。最初はイマイチと思ったのですが、目が慣れたら普通になってきた(笑)
『ゲーミングメモリ CRUCIAL BALLISTIX LEDモデル』
最上位グレードの『Crucial Ballistix Max』は最高に良い製品の一つです(デザインと放熱性能が良い。)。DDR4 4000MHz Infinity Fabricを1:1にすることができました。
※すべてができるわけではなくメモリ・マザボ・CPUに依存するとのことです
今後、BIOSをアップデートすることで実現できるかもしれません。12月から「AGESA 1.1.8.0」が配信されるとのことです。「Precision Boost Overdrive 2」にすることでRyzen 9 5900XにおいてCPU計測スコアで2%、同マルチスレッド計測で10%ほど向上が見られるそうです。
参考情報PC Watch『Ryzen 5000 新しい最適化機能で性能をさらに引き上げ』
CPU内蔵GPUとも言えるAPUだと、著しくメモリの周波数とパフォーマンスに影響でますが、外付けGPUだと差が少なくなります。
APUのゲームにおいて、性能と周波数は比例します。しかし、外付けGPUだと差が1/10程度になりました。
詳しくは、『レビュー G.Skill Trident Z Neo F4-3600C16D-32GTZNC』にまとめました。
メモリの選び方
結論から言うと最適なクロックを選ぶこと。
・DDR4 3600MHz CL16 (通常DIMM・ノートパソコンはSODIMM)
APUのゲームだとメモリの周波数依存が大きいため3600MHz(1割性能UP)は必須。できればCL16(APUのゲームだとCL18に比べ1%性能UP)が良いです。
※外付けGPUだとゲームであっても、3200MHzと3600MHzの差は、ゲームであっても1%の差です
※外付けGPUの場合は、CL16とCL18の性能差は、0.1%で誤差レベルになります。差はほとんどないのでDDR4 3600MHz CL18でも良いです。
好きなデザインを選ぶこと
・LEDあり or なし / 色など
安定性重視の方は、定格クロックの3200MHzをお選びください。ほとんどの方は3600MHzも安定動作します。
CL値は、パフォーマンスへの影響は少ない。自己満足度を上げるためにこだわる程度。
APU(内蔵GPU)なら32GBも検討すべし
ゲーミングメモリ Crucial Ballistix SODIMM 32GBを試したところ面白い結果がでました。
16GBから32GBにあげると3.7%もFF14の結果が良くなりました。
対して同じ3200MHzにて CL22 22-22-22-52からCL16 16-18-18-36にしても1%しかFF14の結果が良くなりません。
詳しくは『レビュー ゲーミングメモリ Crucial Ballistix SODIMM 32GB』をご覧ください。
Ryzenの世代について
Ryzen 第3世代と・第4世代なら、3600MHzを購入することになります。オーバークロックが嫌いな方は、3200MHzを購入してください。
第3世代とは
「3600」や「3600X」のことをいいます。3#00 or 3##0X or 3#00XTのことです。#には数値が入ります。
GPU機能を内蔵したCPUのことをAPUといいますが、「4750G」も第3世代です。なぜかAPUだと、1000の位が1つ上になります。Gがついているため内蔵GPUになります。
要注意点は、3200Gです。3#00G系は第2世代になるため、3200MHz CL14が最適です。第2世代だとB550・A520マザーが使えませんので間違って買わないようにしてください。
第4世代とは
5000シリーズが、第4世代です。2020年11月5日に発売します。
最適なクロックについて
繰り返しになりますが、Ryzen 第3世代なら、3600MHz CL16 or CL18を購入することになります。
余談ですが、インテルは以下の通りです。Ryzenよりクロックによる性能差がでないようになっています。
- 第12世代の多くは、DDR4-3600が最適
- 第11世代の多くは、DDR4-3200が最適
- 第10世代のほとんどは、DDR4-2933が最適
- 第9世代のほとんどは、DDR4-2666が最適
Ryzenはクロックが違っても、使えないことはないですが、パフォーマンスが落ちることがあります。クロックによる変化が著しいのがAPUのゲーム類です。
詳しくは、『GPUも激速・単体販売あり!Ryzen 7 PRO 4750G』を参照ください。
3200MHzでもいいような無責任な記事がありましたが、3200MHzから3600MHzにすることでクロックは、1.125倍にアップ。
FF14のスコアは、6615(とても快適)⇒7289(非常に快適)と1.1倍にまでアップしました。
CPUのグレードを一つ上げるぐらいの差が出ます。
3600MHzのCL16とCL18の違いについて
3200MHzと3600MHzは、APUのゲームにて1割の差があり、CPUのグレードを1つ上げるくらいの差がでます。外付けGPUだと1%の差まで維持まります。
では、3600MHzのCL16とCL18ではどのくらいの違いがあるのでしょうか。CL16とCL18は、APUで1%。外付けGPUで0.1%の違いです。1%でも速くなるのであれば嬉しいことも事実です。特に速度が重要になるゲームならなおさらです。
CLは、タイミングと言って、メモリにアクセスする遅延のことです。先頭の数値が使われます。
- タイミングA:16-16-16-32 割高なため非推奨
- タイミングB:16-19-19-39 オススメ
- タイミングC:18-22-22-42 オススメ
AとBは、どちらもCL16と掲載されます。Aの方が若干良いですが体感できる違いはなく、価格差が大きいため、BかCの方が価格に対するバランスが良いです。
お金に糸目をつけない方は、ぜひCL14を購入してください。価格は、2倍ほどになります。
※受注注文が多いようです。後半に製品リンクがあります
最適なデザインについて
CPUクーラー部分のLED有無にあわせてメモリのLED有無を考えると良いです。
LEDありがいいかも
LEDがなしだと寂しいです。CORSAIRさんのLEDなしモデル
無駄な装飾はいらないと思って選びましたが、実際に組み立てると地味すぎてイマイチでした。
LEDランプがあると映えます。G.Skill Trident Z Neoです。
このぐらいはあった方が良いとおもいました。初めてだと、色んな色を組み合わせますが、目がチカチカします。ソフトウェアを使って、同一系統の色にすると良いでしょう。
『G.Skill Trident Z NeoのRGBイルミネーションを自由自在に変更する』
Crucial
登場して4カ月ぐらい。比較的新しいです。嬉しいCL16です。LEDあり・なしで価格差が少ないです。
まだ、販売されているお店が少ないです。
Crucial Ballistix LEDなし
LEDなしモデルの場合は、色で選んでも良いでしょう。
『Crucialクルーシャルは、色(黒・白・赤)も種類』も豊富です。
上をクリックすると、どんな色があるか確認できます。
タイミング:16-18-18-38
型番:BL2K8G36C16U4B
「アーク商品なし」
Crucial Ballistix LEDあり
『LEDありクルーシャル』は色が豊富です。
タイミング:16-18-18-38
型番:BL2K8G36C16U4B
「アーク商品なし」
低価格なCORSAIR LEDなしCL18
価格を抑えたい人にとってCORSAIRは有効です。Amazonが値上がりしてしまったため、残るはアーク頼みです。
アークならAmazon Payを使ってAmazon同様に楽に買えます。Amazonユーザーなら住所入力も不要です。
16GB CMK16GX4M2D3600C18
タイミング:18-22-22-42
G.Skill Trident Z Neoについて
定番は、G.Skill Trident Z Neoです。デザインが良くRyzen専用の設計。価格も適正価格です。また、ラインナップも豊富です。
DDR4-3600 CL16 16-19-19-39 8GBx2 F4-3600C16D-16GTZNCの価格比較を掲載します。
(ご参考):G.Skill Trident Z Neoは、無論4枚指しも大丈夫です。後半に全種類のリンクがあります。
『アーク』
DDR4-3600 CL16 16-19-19-39 16GBx2 F4-3600C16D-32GTZNCの価格比較を掲載します。
CORSAIR DOMINATOR PLATINUM RGB
CORSAIRのLEDありは、2種類のデザインがあります。上から見ると□□□□に見えます。
G.Skill Trident Z NeoのL16の対抗はDOMINATOR PLATINUM RGBです。
エロかわいい白色があります。
タイミング:CL18-22-22-42
『アーク』
ご参考:MSI Unifyで4枚刺しが大丈夫とのことです。
『アーク』
私も、いよいよ3600MHz CL16デビューしました。私が選んだのは、3600MHz CL16 16-19-19-39です。
『レビュー G.Skill Trident Z Neo F4-3600C16D-32GTZNC』
私も、色々調べてクロック数は、パフォーマンスに影響があるとの結論に達しましたが、いくら頭の中で計算しても実際に使った結果には勝てません。
初回の印象としては、CORSAIR 2666MHzと比較しても性能差がありません。(泣)『DOS/V POWER REPORT 2019年秋号の14ページ』のようにDDR4-2666でも全く差がないとの報告もあり、メディアによって矛盾した情報があります。
ただ、ゲーム用途なら3600MHzが良さげです。CL16とCL18は、誤差内の違いです。
イルミネーションを自由自在に変更する方法を記載しました。
Amazon・楽天も充実してきました
G.SKILL 第3世代Ryzenに最適化されたメモリ「Trident Z NEO」が販売されました。全26モデル
いよいよAmazon・楽天・Yahooさんでも販売が開始されました。
検索キーワードは、「Trident Z NEO」にしているので、下の「Amazon」・「楽天」・「Yahoo」で確認してください。
Amazonは、ごちゃごちゃしてわかりにくいので後半の所にわかりやすく配置しました。
ザックリまとめると
海外のサイトも熟読して、ぜんぼうが見えてきました。
- AMDは、周波数によって性能差があるので第3世代なら3600MHzを買うべし
私がベンチマークで計測しても性能差がありませんでした。『DOS/V POWER REPORT 2019年秋号の14ページ』でもDDR4-2666とも性能差がない。どちらが真実かは不明。 - Trident Z NEOは、AMD Ryzen第3世代およびAMD X570マザーボードに最適化されているため間違いない
※デザインを考慮して4枚セットにしても、安心して使える - DDR4-3600 CL16が性能面でベスト
- Trident Z NEOのCL16には、3600MHz 16-16-16-32 VS 16-19-19-39があるが、性能の差がわずかで価格差が大きい
- 3600MHz CL18であっても体感でわかるほどの差がない。18-22-22-42も検討の価値あり
- ゲーム用途なら16GBで十分
- RGBイルミネーションはあってもなくても好み。Trident Z NEOは、デザインが良い
メモリはDDR4-3600 CL16がベスト
X570メモリは、4400MHzまで対応しています。(オーバークロックの場合)
Intel CPU関係で普及しているのは、PC4-21300 (DDR4-2666MHz)です。
4400MHzは、価格が高すぎるだけでなく、3600MHzを超えると弊害が出てくるそうです。
参照元
『「Ryzen 9 3900X」「Ryzen 7 3700X」レビュー。期待のZen 2は競合に迫るゲーム性能を有し,マルチコア性能では圧倒する - 4Gamer.net』
情報元『次世代を担う第3世代Ryzenの魅力を徹底解説。: 自作とゲームと趣味の日々』
3つ以上のサイトからの情報であり、AMDからもオフィシャルな情報もありますのでDDR4-3600 CL16がベストで間違いないです。
AMDがRyzenの評価用に貸し出しているメモリは、「F4-3600C16D-16GTRG」です。
情報元『【特集】第3世代Ryzenが驚異的性能でIntelを圧倒。Ryzen 9 3900X/Ryzen 7 3700Xレビュー - PC Watch』
第3世代は、3600MHzが最適であり、G.SKILL製がRyzenと相性が良いとのことで定評があります。
タイミングは、16-16-16-36がベスです。
※最初の数字が16のためCL16と表記します
3600MHZ 16-16-16-32 VS 16-19-19-39は、どっちがいい?
メモリを買おうとすると、16-16-16-32と16-19-19-39があります。CL16は、先頭の数字を意味ますので、どちらもCL16です。
CL16を購入するなら、16-16-16-32か16-19-19-39が欲しい所です。
性能だけを見るなら「16-16-16-32」ですが、性能差で見れば「16-19-19-39」とほとんど変わりません。前者の方が早いのは間違い無いですが、性能差がわずかです。
性能差がわずかですが、価格差は大きいです。
32GBで39,580 - 23,980 = 15,600円(税抜) 16,848円(税込)
16GBで21,480 - 14,580 = 6,900円(税抜) 7,452円(税込)
在庫はCL14かCL18が多めCL16が少ない
パソコン工房・ツクモ・arkを調べましたが、在庫が少ないです。CL16がなし。Amazoは、少しだけCL16があります。すぐに売り切れそうです。
パソコン工房は、バグなのか結果が「0」件になります。下記をクリックした後に検索を押してください。16-16-16-36が本命です。
在庫復活『Trident Z NEO 検索結果 | パソコン工房【公式通販】』
×在庫はCL18のみ『Trident Z NEOの検索結果|PC専門店【TSUKUMO】公式通販サイト』
10月4日AM8時に在庫を再確認しました。
在庫復活。秋葉の老舗 arkさん
『検索キーワード g.skill neo 即納パソコンSHOPアーク(ark)』
キーワードは、「3600MHz CL16」にしています。下の「Amazon」・「楽天」・「Yahoo」で確認してください。
ちなみに第2世代Ryzenは3200MHz/CL14がベストとのことです。
※既に持っている方は、オーバークロックで3600MHz/CL16もあり
SPDとXMPを理解せよ
パソコン は、初期値でSPDで動作します。
例えばベストメモリの一つは、F4-3600C16D-16GTZN DDR4-3600 CL16-16-16 16GBを例に説明します。
SPD: DDR4-2133 CL15-15-15-36 1.20Volt
XMP:DDR4-3600 CL16-16-16-36 1.35Volt
初期値で使うと2133MHzで動きます。オーバークロック(XMP有効)をして表記通りの性能がでます。
SPDとは?
SPD(Serial Presence Detect)は、メモリの仕様が記録されたROMチップです。
メモリの規格や速度、動作周波数、信号のタイミングなどが記録されています。SPDに対応しているBIOSによって読み込こまれ、自動的に最適な設定がされます。
XMPとは?
XMP(Extreme Memory Profile)とは、インテル独自のメモリ用オーバークロック規格です。
SPD情報に拡張されてXMPの情報が入っています。XMPにはオーバークロックした際の動作速度などが設定されています。
BIOS設定でXMPを有効化すれば、少ないリスクでメモリのオーバークロックが実行できます。
ARKのサイトで調べればSPDとXMPがわかる
『デスクトップ用 | PCメモリー | 通販・価格/性能比較一覧 | パソコンSHOPアーク(ark)』
例えば「F4-3600C16D-16GTZN」を見てます。
3600は、3600Mhz。C16は、CL16。32Gは、32GBを意味します。よって物理的に入れるだけで3600Mhzで使えそうですが、大間違いです。
そのまま使うと、SPD: DDR4-2133 CL15-15-15-36 1.20Voltです。
XMPを有効にしてDDR4-3600 CL16-16-16-36 1.35Volt
非常に混乱しそうな内容です。
Trident Z Neo(トライデントZネオ)
Trident Z Neoは、AMD Ryzen 3000 CPUおよびAMD X570マザーボードに最適化されたメモリです。
個性的なRGB照明が特徴となっています。Trident Z lighting control softwareから制御したり、ASRock Polychrome RGB Sync、ASUS AURA Sync、GIGABYTE RGB Fusion、MSI Mystic Lightなど主要4社のX570マザーボードでも制御可能です。
Frequency | CL Timing | Voltage | Kit Capacity |
---|---|---|---|
DDR4-2666 | 18-18-18-38 | 1.20V | 2x 8GB / 4x 8GB / 2x 16GB / 4x 16GB |
DDR4-3000 | 16-18-18-38 | 1.35V | 2x 8GB / 4x 8GB / 2x 16GB /4x 16GB |
DDR4-3200 | 14-14-14-34 | 1.35V | 2x 8GB / 4x 8GB / 2x 16GB / 4x 16GB |
16-18-18-38 | 1.35V | 2x 8GB / 4x 8GB / 2x 16GB / 4x 16GB | |
DDR4-3600 | 14-15-15-35 | 1.40V | 2x 8GB /4x 8GB |
16-16-16-36 | 1.35V | 2x 8GB / 4x 8GB / 2x 16GB / 4x 16GB | |
16-19-19-39 | 1.35V | 2x 8GB / 4x 8GB / 2x 16GB / 4x 16GB | |
18-18-18-38 | 1.20V | 2x 8GB / 4x 8GB | |
18-22-22-42 | 1.35V | 2x 8GB / 4x 8GB /2x 16GB / 4x 16GB |
DDR4-3200 CL16
16GB (2x8GB) DDR4-3200MHz CL16-18-18-38 1.35V
F4-3200C16D-16GTZN 12,793円(4/8調査)
32GB (2x16GB) DDR4-3200MHz CL16-18-18-38 1.35V
F4-3200C16D-32GTZN
DDR4-3600 CL14
2枚の需要が少ないようです。4枚なら取り寄せできます。
14-15-15-35 8GBx2 F4-3600C14D-16GTZN
14-15-15-35 8GBx4 F4-3600C14Q-32GTZN
取り寄せ製品のようです。
『アーク』
DDR4-3600 CL16 16-16-16-36
8GBx2 F4-3600C16D-16GTZN
『アーク』
8GBx4 F4-3600C16Q-32GTZN
『アーク』
16GBx2 F4-3600C16D-32GTZN
『アーク』
16GBx4 F4-3600C16Q-64GTZN
『アーク』
DDR4-3600 CL16 16-19-19-39
16-19-19-39 8GBx2 F4-3600C16D-16GTZNC
『アーク』
16-19-19-39 8GBx4 F4-3600C16Q-32GTZNC
『アーク』
16-19-19-39 16GBx2 F4-3600C16D-32GTZNC
『アーク』
16-19-19-39 16GBx4 F4-3600C16Q-64GTZNC
『アーク』
DDR4- 3600MHz CL18-22-22-42 1.35V
当初AMDがスイートポイントはCL16と言っていましたが、性能差が0.1%もないこと。その割りに価格差が大きいことから、十分にありだと思っています。
16GB (2x8GB) 3600MHz CL18-22-22-42 1.35V
F4-3600C18D-16GTZN
32GB (2x16GB) 3600MHz CL18-22-22-42 1.35V
F4-3600C18D-32GTZN
32GB (4x8GB) 3600MHz CL18-22-22-42 1.35V
F4-3600C18Q-32GTZN
64GB (2x32GB) 3600MHz CL18-22-22-42 1.35V
F4-3600C18D-64GTZN
64GB (4x16GB) 3600MHz CL18-22-22-42 1.35V
F4-3600C18Q-64GTZN
128GB (4x32GB) 3600MHz CL18-22-22-42 1.35V
F4-3600C18Q-128GTZN
AMDの場合はメモリの周波数が、全体のパフォーマンスに影響⁉️
Ryzenシリーズは、メモリの周波数が全体のパフォーマンスに影響します。
APUは、メモリの周波数に比例して性能差がでます。3200MHzと3600MHzの性能差は、1割程度です。CL18とCL16の性能差は1%程度です。
GPUは、メモリの周波数の影響が1/10にまで減少します。3200MHzと3600MHzの性能差は、1%程度です。CL18とCL16の性能差は0.1%程度です。
『ASCII.jp:メモリークロックの違いでどう変化する? (7/7)|最新パーツ性能チェック』
にて納得できました。「Ryzen 5 2400G と遅いメモリ」と「Ryzen 3 2200Gと早いメモリ」では、下位CPUに負けてしまうほどパフォーマンスが低下します。
以下の例の場合は、3200MHzは、2400MHzの1.3倍の周波数です。するとパフォーマンスの違いは、1.2倍になります。
上記の実例から予測できること。 3600MHzは、定番製品2666Mhzの1.3倍の周波数です。
よってIntelで使っていた2666MHzメモリを3600Mhzに交換することで1.2倍程度上がることが期待できます。(仮説)
パフォーマンスが1.2倍違えば、CPUのグレードを1つ上げる以上の差がでます。
同じ予算で高性能なパソコンを作るなら、CPUを1グレード上げるか、メモリを2,666MHzを3,600Hzにするか、どちらが良いかを考える必要があります。
XMPを有効にすべき実例:DDR4-2666MHzの場合
ここではDDR4-2666MHz・BIOSのEASY MODEで解説しています。
DDR4-3600MHz Advanced Modeの場合は、『レビュー G.Skill Trident Z Neo F4-3600C16D-32GTZNC』を参照ください。、
私がRyzen 3600Xで使っているメモリは、DDR4-2666MHzです。
当然、DDR4-2666MHzで使われていると思ったら大間違いです。
CPU-ZをインストールしてMemoryタグで確認しました。2666MHzのメモリを使っていますが、予想に反して実際には2133MHzで動いています。
これはSPDが2133MHz XMPで2666MHzに設定されているためです。
1064.5 × 2 = 2129 ≒ 2133Mhz
※2枚で2133Mhzです
後述の方法でXMPを有効にしました。
1330.6 × 2 = 2662 ≒ 2666Mhz
よってXMPを有効にすることは、Ryzen CPUを使う上に置いて、非常に重要と言えます。
XMPを有効にする(EASY MODE編)
ここでは、「EASY MODE」を使って行います。
『レビュー G.Skill Trident Z Neo F4-3600C16D-32GTZNC』の「XMPを有効にする(Advanced Mode編)」を参照ください。
DELキーを押しながら起動してBIOSを立ち上げます。そして「X.M.P Disabled」をクリックします。
「X.M.P Profile 1」になっています。
「Save & Exit」を押します。
「Yes」をクリックします。シングルチャネルならこれで
BIOSにはEasy ModeとAdvanced Modeがあります。後者だとSPDとXMPの速度がわかります。
メモリのランクは、状況に置いてシングルでないと駄目なことがあります
4枚装備になると、シングルランクとデュアルランクが影響しそうです。
4枚装備を目指すなら、難しいことを考えずにG.Skill Trident Z NEOで4枚の製品を購入してください。
オーバークロックしない場合の仕様
A1 | A2 | B1 | B2 | 周波数 |
---|---|---|---|---|
SR | 3200 | |||
DR | 3200 | |||
SR | SR | 3200 | ||
SR | SR | SR | SR | 2933 |
SR/DR | DR | SR/DR | DR | 2667 |
SR/DR | SR/DR | SR/DR | SR/DR | 2667 |
念のためご自身の持っているマザーボードのサポートページを見て判断してください。
私が使っている『MSI UNIFY』の場合
メモリモジュールの構成によってサポートするメモリクロックが変ります。
オーバークロックしない場合の最大周波数は、3200Mhzです。
オーバークロックしない場合にシングルおよびデュアルランクのモジュールを4枚で構成した場合は最大2997Mhzまでです。
オーバークロックしない場合にシングルおよびデュアルランクの2枚で構成した場合のみ,3200Mhzの対応となります。
このことから、オーバークロックした場合も、枚数が関係あります。
『G.Skill Trident Z Neo F4-3600C14Q-32GTZNをレビュー: 自作とゲームと趣味の日々』
を見るとわかるように、シビアな環境でも3600MHz CL14 1.4Vの4枚構成で動いています。
こちらはシングルランクです。
※3600MHz CL14は価格が高すぎるため、お金が潤沢にある人以外は、オススメしません。
正しい知識を身につけよう
AMDは、Intelと違ってメモリの性能がCPU自体の性能にも、影響します。
『DDR4メモリの“本当の性能”をあらゆる角度から徹底的に検証してみた』の5ページにも書いてありますが、CINEBENCH R15の結果がわずかに上がります。
まとめ:こだわるならG.SKILL Trident-Z 3600MHz CL16
G.SKILL Trident-Zの対向製品を探していますが、なぜか全く見当たりません。
強いてあげるなら以下の製品ですが、18-22-22-42であり対向と言うには心ともないです。
無難に攻めるならTrident Z Neo(トライデントZネオ)にしましょう。デザインが良く信頼性が高いです。
値段も3600Mhzにしては高くないです。
3600MhzでRGB LEDなしも探しましたが、Trident Z Neoよりいいものがありません。
Trident Z Neoは、AMD Ryzen 3000 CPUおよびAMD X570マザーボードに最適化されていルため安心です。