Intel 第13世代CPU | マザーボード(Z690は未販売) | CPUクーラー | メモリDDR4 DDR5
Ryzen 7000 CPU | DDR5 | CPUクーラー | マザーボード | GeForce RTX 4090
DDR5メモリは既に販売されています。多くのDDR5メモリは、Intel 第12世代用でありAMD Ryzen 7000シリーズ用に最適化された物ではありませんが、問題なく使えます。
Ryzen 7000シリーズ用にDDR5メモリを買うならAMD EXPOに対応したDDR5メモリが確実です。
6000MHzでも上手く動きました。
『レビュー G.Skill Trident Z Neo EXPO対応 F5-6000J3238G32GX2-TZ5NR』
新しく登場したCorsair DDR5-5600MHz 64GB EXPO対応
Ryzen 7000シリーズの標準クロックは、DDR5-5200までのようです。DDR5-5200を超える物に関してはオーバークロック扱いになり、自己責任になります。
情報元:AMD Confirms DDR5-6000 RAM Is The Sweet Spot For Ryzen 7000 CPUs
Ryzen 7000シリーズ Zen 4 CPUのスイートスポットは、6000MHzです。1:1 の IFC 比率になります。
参照元:DDR5-6000 Memory is the Sweet Spot For AMD Ryzen 7000 Zen 4 CPUs
上記の記事は厳しめを攻めています。以下のように書いてありますが、AMD Ryzen 3000 / 5000MHzシリーズのスイートスポットは3600MHzが一般的です。AMD Ryzen 5000シリーズは、ごく一部の組み合わせだけ4000MHzで動きます。
- AMD Ryzen 3000 "Zen 2" Sweet Spot - DDR4-3800
- AMD Ryzen 5000 "Zen 3" Sweet Spot - DDR4-4000
- AMD Ryzen 7000 "Zen 4" Sweet Spot - DDR5-6000
6000MHzを超えるとIFCが1:2で動作するため、DDR5-6400だと逆にパフォーマンスが落ちます。
シングルランクのメモリを2枚だけ使うのが基本になります。デュアルランクのメモリを使うとパフォーマンスが悪くなります。
AMD Ryzen 7000シリーズで4枚同時使用した場合、プロセッサーメモリーコントローラーの仕様上、動作速度がDDR5-3800になります。
以上の理由から基本的に2枚だけ使用になります。
Intel CPUも同様に4枚だとDDR5-4000になります。設定変更でDDR5-4800にも出来ますが自己責任です。
DDR5の周波数の差は、GPUカードを使う際に、1/10程度まで少なくなります。
説明上の数値で3000MHzから6000MHzになると処理速度が2倍になりそうですが、実際には1.2倍速くなるだけです。※APUの場合は2倍ほど差が出る
よって事実上の数値で4800MHz と 5600MHzの差であるなら周波数は1.16倍。実際の動作では1.016倍速くなる程度(1.6%速くなる)程度なので体感的な差はありません。
タイトルはDDR5 AMD EXPOメモリとしましたが、体感的な差がないため自己満足の世界になります。
↑自己満大切😊
コスパで選ぶなら
見た目がそこそこで、速度も速くありませんが、コスパで選ぶならCrucialが一強になります。EXPO対応ではありませんが、普通に動きます。体感的な差もありません。
32GB
64GB
大雑把な目安
32GBの場合
周波数 | 4800MHzとの差 | 性能の向上 | 販売価格(目安) |
---|---|---|---|
4800MHz | - | 2.1万円 | |
5200MHz | 108% | 0.8% | 2.5万 |
5600MHz | 117% | 1.7% | 3万円 |
6000MHz | 125% | 2.5% | 4.2万円 |
6400MHz | 133% | 3.3% | 4.5万円 |
64GBの場合
周波数 | 4800MHzとの差 | 性能の向上 | 販売価格(目安) |
---|---|---|---|
4800MHz | - | 4万円 | |
5200MHz | 108% | 0.8% | 4.7万 |
5600MHz | 117% | 1.7% | 5.9万円 |
6000MHz | 125% | 2.5% | 7万円 |
6400MHz | 133% | 3.3% | なし |
本題:EXPOメモリ
ここからが本題で、自己満で1%でも速く動かしたい場合です。
AMD EXPO™ テクノロジーは、AMD Ryzen™ 7000 シリーズ プロセッサの新機能です。AMD Ryzen 7000用に最適化すべくDDR5メモリをオーバークロックできます。
DDR5-5200からDDR5-6400と高速な物が多いです。
4800MHzでEXPO対応のメモリは存在しません。
GEILだけ6400MHzのメモリが存在します。
※6400MHzにするとマシンのパフォーマンスは逆に落ちます
他社は最高で6000MHzでありスイートスポットであることから、速度だけを考えると6000MHzがベストかもしれません。
※オーバークロックになるため最悪、ご自身の環境で動かない可能性もあります。自己責任で実施する必要あり
5600MHz
AMD EXPO対応メモリについて
ADATA、CORSAIR、G.SKILL、GEIL、Kingstonから発売します。
CORSAIR
DOMINATOR PLATINUM RGB DDR5 Memory for AMD
VENGEANCE RGB DDR5 Memory for AMD
G.SKILL
Trident Z5 Neoは、背が高く排熱性能が素晴らしい。ただ、空冷だと干渉問題があるかもしれない。
32GB(16GB ×2)です。
アークが一番充実していて説明も詳しいため、型番をクリックするとアークHPに移動します。しかも安い!
- Trident Z5 Neo RGB 32GB
背が高く、RGB付
DDR5-6000 CL30-38-38-96 1.35V F5-6000J3038F16GX2-TZ5NR
DDR5-6000 CL32-38-38-96 1.35V F5-6000J3238F16GX2-TZ5NR
DDR5-6000 CL36-36-36-96 1.35V F5-6000J3636F16GX2-TZ5NR
DDR5-5600 CL28-34-34-89 1.35V F5-5600J2834F16GX2-TZ5NR
DDR5-5600 CL30-36-36-89 1.25V F5-5600J3036D16GX2-TZ5NR
DDR5-5600 CL30-36-36-89 1.25V F5-5600J3036D16GX2-TZ5NR
Trident Z5 Neo RGB 64GB
DDR5-6000 CL30-40-40-96 1.35V F5-6000J3040G32GX2-TZ5NR
DDR5-6000 CL32-38-38-96 1.35V F5-6000J3238G32GX2-TZ5NR
- Trident Z5 Neo
背が高く、RGB無
DDR5-6000 CL32-38-38-96 1.35V F5-6000J3238F16GX2-TZ5N
DDR5-6000 CL36-36-36-96 1.35V F5-6000J3636F16GX2-TZ5N
DDR5-6000 CL30-38-38-96 1.35V F5-6000J3038F16GX2-TZ5N
DDR5-5600 CL28-34-34-89 1.35V F5-5600J2834F16GX2-TZ5N
DDR5-5600 CL30-36-36-89 1.25V F5-5600J3036D16GX2-TZ5N - Flare X5
背が低く、RGB無
6000 or 5600
DDR5-6000 CL32-38-38-96 1.35V F5-6000J3238F16GX2-FX5
DDR5-6000 CL36-36-36-96 1.35V F5-6000J3636F16GX2-FX5
DDR5-5600 CL30-36-36-89 1.25V F5-5600J3036D16GX2-FX5
DDR5-5600 CL36-36-36-89 1.20V F5-5600J3636C16GX2-FX5
Trident Z5 Neo RGB
LED付 6000Hz
CL30とCL36は、差が全く分からないぐらいの差です。コスパを気にする人は安い方を買ってください。理論上は、数値が低い方が速いです。このため価格差を気にしない方は、CL値の低い方を購入してください。
LED付の最上位モデル。
DDR5-6000 CL30-38-38-96 1.35V F5-6000J3038F16GX2-TZ5NR
DDR5-6000 CL32-38-38-96 1.35V F5-6000J3238F16GX2-TZ5NR
↑アークのみ
DDR5-6000 CL36-36-36-96 1.35V F5-6000J3636F16GX2-TZ5NR
DDR5-5600 CL28-34-34-89 1.35V F5-5600J2834F16GX2-TZ5NR
DDR5-5600 CL30-36-36-89 1.25V F5-5600J3036D16GX2-TZ5NR
↑アークのみ
DDR5-5600 CL30-36-36-89 1.25V F5-5600J3036D16GX2-TZ5NR
↑アークのみ
Trident Z5 Neo
CL28とCL32は、差が全く分からないぐらいの差です。コスパを気にする人は安い方(後者)を買ってください。理論上は、数値が低い方が速いです。このため価格差を気にしない方は、CL値の低い方を購入してください。
DDR5-6000 CL32-38-38-96 1.35V F5-6000J3238F16GX2-TZ5N
DDR5-6000 CL36-36-36-96 1.35V F5-6000J3636F16GX2-TZ5N
DDR5-6000 CL30-38-38-96 1.35V F5-6000J3038F16GX2-TZ5N
DDR5-5600 CL28-34-34-89 1.35V F5-5600J2834F16GX2-TZ5N
DDR5-5600 CL30-36-36-89 1.25V F5-5600J3036D16GX2-TZ5N
Flare X5
DDR5-6000 CL32-38-38-96 1.35V F5-6000J3238F16GX2-FX5
DDR5-6000 CL36-36-36-96 1.35V F5-6000J3636F16GX2-FX5
DDR5-5600 CL30-36-36-89 1.25V F5-5600J3036D16GX2-FX5
DDR5-5600 CL36-36-36-89 1.20V F5-5600J3636C16GX2-FX5
Kingston
FURY Beast RGB
FURY Beast
KF560C36BBEK2-32
EXPO 1: DDR5-6000 CL36-38-38 1.35Volt / EXPO 2: DDR5-5600 CL36-38-38 1.25Volt / SPD: DDR5-4800 CL40-39-39 1.1Volt
XMP3.0 1: DDR5-6000 CL36-38-38 1.35Volt / XMP3.0 2: DDR5-5600 CL36-38-38 1.25Volt
ADATA
Caster RGB Gray
Lancer RGB Black
GEIL
EVO V
AMD EXPO非対応だがRyzen 7000シリーズに対応
SPD DDR5-5600
マザーボードによってDDR5-5200
現マイクロソフト認定トレーナー。元プログラマー。元大規模ネットワークエンジニア。ITインストラクター『自己紹介』