※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

PCネタは、新HP『PCまなぶ』に移行中です。セール情報はしらばく本HPにて公開。こっちが旧です。

Windows

【悲報】ダメダメっぽい⁉MSI MEG B550 UNIFY-X / MSI MEG B550 UNIFY

2020年12月23日

動画版作りました

ASUS ROG CROSSHAIR VIII DARK HEROも検討すべき

まず結論から言うと「ASUS ROG CROSSHAIR VIII DARK HERO」と「MSI MEG X570 UNIFY」も検討すべきです。

MSI MEG B550 UNIFY-XとASUS ROG CROSSHAIR VIII DARK HEROの違いについて

購入して使ってみたら怪しい

ホームページを熟読してから購入したつもりでしたが、複雑な制限があります。

M.2カードが物理的に入らない⇒解決

CPUにもっとも近いM.2に入れると、SSDが鋭角に曲がりすぎて、破壊しそうです。初日は、2番目の所なら物理的に大丈夫でした。

PG4VNZシリーズ (2TB)だと駄目です。壊れそうでしたが、2日目は無事に入りました。

恐らくシールの部分の盛り上がりが駄目な原因だと思われます。1日間、2番目のスロットに入れていたため点線の部分が潰れていました。

この状態で入れたら大丈夫でした。あくまでも仮定ですが、このシールの突っ張りが駄目な原因だったかもしれません。

P5 500GBモデルだと1日目から問題なく入ります。片面実装タイプです。

チップセットモード

初期値で有効です。チップセットモードにすると以下の制限が入ります。グラフィックカードの帯域がフルに使えますが、様々な制限がはります。

パターンA

PCIスロットがVGAカードしか使えなくなります。また、M.2もPCI4.0で使えるのは1スロットのみです。PCI3.0でフル帯域が使えるのは、1スロットのみ。他は半分の帯域です。

PCI_E1 4.0 × 16
PCI_E2 なし
PCI_E3 なし
PCI_E4 なし

M.2_1 PCI4.0 × 4
M.2_2 PCI3.0 × 2
M.2_3 PCI3.0 × 2
M.2_4 PCI3.0 × 4

パターンB

PCIスロットが全て使えるようになりますが、M.2でまともに使えるのは、M.2_1のみになります。

M.2が4つまで使えることが売りだったのに、1つしか使えません。

PCI_E1 4.0 × 16
PCI_E2 3.0 × 1
PCI_E3 3.0 × 1
PCI_E4 3.0 × 4

M.2_1 PCI4.0 × 4
M.2_2 なし
M.2_3 PCI3.0 × 2
M.2_4 なし

CPUモード

CPUモードにするとPCI_E1(グラフィックカード)の帯域が半分になります。他の制限は少ないです。

パターンA

PCI_E1 4.0 × 8
PCI_E2 3.0 × 1
PCI_E3 3.0 × 1
PCI_E4 なし

M.2_1 PCI4.0 × 4
M.2_2 PCI4.0 × 4
M.2_3 PCI4.0 × 4
M.2_4 PCI3.0 × 4

パターンB

PCI_E1 4.0 × 8
PCI_E2 3.0 × 1
PCI_E3 3.0 × 1
PCI_E4 3.0 × 4

M.2_1 PCI4.0 × 4
M.2_2 PCI4.0 × 4
M.2_3 PCI4.0 × 4
M.2_4 あき

 

最適だと思っていたマザーボード

AMD Ryzen 9 5950Xに最適なマザーボードと言えば、私ならMSI MEG X570 UNIFYです。MSIのUNIFYシリーズは黒一色で光らないですが、高品質なパーツが使われていることで知られています。

私は、MSI MEG X570 UNIFYをメインパソコンで使っており満足しています。

チップセットがX570からB550になったUNIFYが新しく発売しました。

MEG B550 UNIFYがベストな5つの理由

MEG B550 UNIFYは、以下の5つのメリットがあります。

  • 電源回路設計は、ウルトラハイエンドクラス。しかも新設計
  • その他の設計は、「ACE」ゆずりのハイエンドクラス
  • 価格は、ミドルクラス
  • M.2の端子が豊富
  • LED発光がなく黒で統一されている

MEG B550 UNIFYが11日に発売

定価は、33,000円(税込)

 

MEG B550 UNIFY-Xが本日(18日)販売

定価は、36,300円(税込)

低価格な理由

LEDを省略することで低価格を実現しています。

MEG X570 UNIFYとの違い

MEG X570 UNIFYのB550版ではありますが、電源周りがX570よりも強化されて、M.2の数も多くなっています。

電源周りが60A⇒90Aと強化

MSI初のダイレクト駆動により効率がさらに良くなった。

よりオーバークロック強度を高めるためにメモリ2スロットを別途準備。

電源回路設計はウルトラハイエンドクラス

MSI MEG X570 UNIFYは、ハイエンドモデルの「ACE」とほぼ同じ電源回路設計です。12フェース60A対応でした。

対してMEG B550 UNIFYは新設計となっていて、Direct 14+2フェーズ 90A対応の強力な電源回路を搭載を対応しています。

フェーズダブラーを使わない高効率なダイレクト駆動の電源回路を採用しています。

ダイレクト駆動について調べました。GIGABYTEでは、1年早くダイレクト駆動を採用しているようで最大4%電源効率が良くなるとのことです。同様の効果が期待できそうです。

価格は、ミドルクラス

電源回路設計は、ウルトラハイエンド並みですが、価格はミドルクラスです。MEG B550 UNIFY-Xが個人的に欲しいです。

  • MEG B550 UNIFYは、2020年12月11日(金) 3万円
  • MEG B550 UNIFY-Xは、2020年12月18日(金) 3.3万円

別の候補としては、「ASUS ROG Crosshair VIII Dark Hero」があります。

尚、「ASUS ROG Crosshair VIII Dark Hero」は、「ASUS ROG Crosshair VIII Hero」からのマイナーアップデートであり、違いは5000シリーズの対応と60Aのパワーステージを90Aにアップグレードしました。このことからもRyzen 5000シリーズの性能を120%発揮するには、90A必要と思われます。

M.2の端子が豊富

B550チップセットは、Gen4をサポートしていないことから以下になるハズです。

  • CPU直結が1つ(Gen4)
  • PCI-eが2つ(Gen4)
  • チップセット経由が1つ(Gen3)

両面実装のSSDも大丈夫!「M.2 double-side Shield Frozr」

ハイエンドなだけあってM.2のクーラーも凄いです。両面から冷やすにようになっています。

MSI MEG X570 UNIFY同様にWI-Fi 6、フロントUSB 3.2 Gen2もサポート

オーディオはRealtek ALC1220を採用しています。通常のCD品質の64倍 120dB SNR / 32ビットとのことです。

2.5Gbps LANを実装しています。MSI X570 Unifyに続く2代目の2.5Gbpsのグラボになりました。

ただ、2.5GbEのハブは、1.7万円もするので、安くなるまで待ちます。(笑)

電源は、750W以上を使う特別な理由について

本マザーボードを使う時は、EPS 8pinが2つ必要です。1年前にUNIFYを使う時に苦労したことですが、コルセアの650W以下の電源だとEPS 8pinが1つのみで別途、コネクタを準備する必要がありました。

スマートなEPS 8pinの線を探すのは、とても大変でした。

しかし、コルセアの750W以上の電源だとEPS 8pinケーブルが2つ入っていることにあとから気が付きました。あとから線を買うコストを考えると、初めから750W以上の電源を買うべきです。

他社だとどうか不明なため事前に調べると良いでしょう。

750W以上の電源を使いましょう。

SSDは、最速・最強 M.2 NVMePG4VNZシリーズがおススメ

最速・最強 M.2 NVMe PCI-E Gen4が発売!Ryzenに最適なSSD』をご覧ください。

CFD販売 SSD 内蔵 M.2-2280(MVMe) 接続 PCIe Gen4x4 CFD PG4VNZシリーズ (1TB)
シー・エフ・デー販売

ヒートシンクについて

CPUに一番近いM.2で、現在の所最速のSSDで調査しました。

一般論として性能と発熱は、比例します。

 

SSDは、何度以下にすべきと言う明確な基準はありません。

大雑把に以下のようになります。

70度以下で良い派
60度以下で良い派 ★ここぐらいを目指したい
50度以下で良い派

今回は、最高温度が47℃なので十分です。

 

十分に冷やすことができました。

まとめ:制限が気にならないならオススメ

3万円だとミドルクラスの価格帯です。

マザーボードは、5万円クラスが「ACE」のハイエンド。10万円クラスが「GODLIKE」のウルトラハイエンドです。

ただ、ウルトラハイエンドになると、性能が良くなると言うよりも、不要な備品が大量に追加される迷惑なマザーボードがほとんどです。

それが3万円と言う安価な価格で提供されることは、安価で高性能な自作を目指すユーザーにとってベストな選択と言えるでしょう。

もちろんウルトラハイエンドな「GODLIKE」の19フェーズに比べて16フェーズと劣りますが、上位の「ACE」の12フェースよりも凄いDirect 14+2フェーズ 90A対応となっており、性能に比べて安価でありながらウルトラハイエンドと言えっても異論のない内容だと思われます。

MSI MEG B550 UNIFY

まだ販売していないようです。

MEG B550 UNIFYは、2020年12月11日(金) 3万円
MEG B550 UNIFY-Xは、2020年12月18日(金) 3.3万円

MSI MEG X570 GODLIKE(ご参考)

MSI MEG X570 ACE(ご参考)

MSI MEG X570 UNIFY(ご参考)

-Windows