スターターキットで始める方法を動画にしました。
2021年最新 ラズベリーパイ スターターキット LABISTS
こちらは、ゼロから準備する方法です。
正規代理店商品 Raspberry Pi 4 Model B (8GB) made in UK 技適マーク入
メモリは、8GBとパソコンと同等クラスになりました。
Raspberry Pi 4 Model B (4GB)をもっている方にとって買い替えるほどではないと思います。これから買う人には良いですね!
ブログで紹介した鉄板本
金属ケース
MicoroHDMI - HDMIケーブル
5V 3Aアダプター Type-C
『Raspberry Pi 4にベストなmicroSDカードについて』
microSD リーダー
RS 技適対応の「Raspberry Pi 4 Model B 4GB版」が6,262円
『ニュースリリース』
11月25日に「Raspberry Pi 4 Model B」の技術基準適合認定(技適)対応版を発売しました。メモリ容量は4GBで直販価格は6,262円ですが、送料・税を入れると7,092円です。
それでもAmazon・楽天と比べると1千円ほど安いので、単品で購入する方は、検討する価値があります。
Raspberry Piとは
イギリスのラズベリーパイ 財団が提供するコンピューターです。2013年に作られたRaspberry Pi 1は、256MB 700MHzでしたが、今では価格と大きさはほとんど同じで性能が大幅にアップしました。
Raspberry Pi 4 model Bの魅力
たった$35(3,802円)で1.5GHzクアッドコア,4K 60Hz デュアルディスプレイ USB3 × 2 , USB2 × 2, Gigabit Ethernet,802.11ac,Bluetooth 5.0の構成です。
しかも、88 x 58 x 19.5mmと非常に小さな筐体です。
4K デュアルモニターが出来る本格的なデスクトップパソコンです。
Windowsで使っているモニター、キーボード、マウスがそのまま使えます。Raspberry Piは、Linuxで動いています。
勉強と趣味に適したコンピュータ
Raspberry Piは、子供でも手軽にプログラミング出来るコンピュータを目指して開発されました。
最初からプログラミング出来るように作られています。
また、汎用入出力装置(GPIO)があるため、温度・明るさなどを取得し、電球・モーターを制御することも得意としています。教育と趣味の分野で人気があるコンピュータです。
コンピューター好きな子供が増えることを願っています。
ご参考:小さなコンピュータは勉強に向いている
私は高校時代にポケコンを使って、プログラミング技術を習得しました。この小さな画面で寝ても醒めてもプログラミングをしていました。ゲームを作ってI/OやBASICマガジンに投稿して掲載されたこともあります。
このように高性能なコンピュータよりも、小さなコンピュータの方が勉強に適していることも多々あります。
余談ですが、プログラムを保存するためのモデムも自作しました。この時は抵抗やコンデンサを購入して回路も作りました。Raspberry Piにも通じるものがあるように感じます。
iPhone 5sとの比較。余談ですがスマホはプログラミングに向いていません。30年前の話ですが、ポケコンでは機械語を使ったり萌え萌えでした。
技適を取得したため日本でも使えます
「Raspberry Pi 4 model B」の発表が6月24日にありました。もどかしいことに技適を取得しないと日本で使えません。
令和元年9月4日取得、技適公示 令和元年9月29日。技適取得済の機器が販売されることになりました。
色々調べましたが、技適マークがあると安心して使えることが保証されます。
ただ、技適マークがなくても販売されているRaspberry Pi 4 model B本体は一緒です。
※付属品は吟味してください。
LABISTSさんに問い合わせをした所、次のロットから技適マークをつけるとのことです。
Raspberry Pi 4になってパワーアップしたこと
Pi3もPi4も1GBモデルは$35ドルです。同じ価格で以下のようになりました。
- Full HD → 4K HDMIポートを2つ搭載
- 4K 60フレームのハードウェアデコードを搭載
- Gigabit Ethernet
- 2つのUSB 3.0と2つのUSB 2.0ポート
- Bluetooth 4.2 → Bluetooth 5.0
- 電源はType-Cに変更 5V 2.5A→3A
無線ネットワークは、今まで通りバッチリです。
- Dual-band 802.11ac wireless networking
価格は以下の3パターンです。Amazon.comでは1GB単品が$45.99で売られています。業者への卸価格なのかもしれません。日本だと4GBモデルが安いところだと単品で8,000円で販売されています。1万円未満で本格的なコンピューターが楽しめます。
1GB $35
2GB $45
4GB $55
私は、まずRaspberry Pi 3 model b+で遊びました。すごく楽しかったので、Pi4でもっと遊びたいです。
日本では、10月上旬に発売しました。
Raspberry Pi 4 model Bについて
見かけからしてRaspberry Piって難しいと思っていましたが、導入も簡単でした。小さなLinuxパソコンです。
台風の影響によりRaspberry Pi 4の到着が遅れましたが、説明します。
初回はスターターキットがオススメ
いろんなメーカーから発売していますが、ソフトウェアは、NOOBSシステムで共通です。
慣れればインストール用SDカードを作るのも簡単ですが、初めからインストール済のSDカードを使った方が安心かもしれません。
Amazonで購入します。小さい箱に入っています。Raspberry Pi 4 model Bも初めての方は、このスターターキットを買えば無難です。
私も初めの時は、右も左も分からなかったのでスターターキットでデビューしました。Raspberry Pi 3 model B+の時です。
お菓子のような感じで入っています。
取り出して並べた状態。なお、Pi 3までは普通のHDMIケーブルでしたが、Pi 4は、Micro HDMIになりました。
Raspberry Pi 4 model Bは、2回目になるので別々に購入しました。
スターターキットは、バラで買うより安いですが、安い部品が使われていることも多いです。
また、例えば上記の例だと既にHDMIケーブルを持っているのに安価なHDMIケーブルは余分です。
高級なスターターキットも存在します。
『Miuzei 最新Raspberry Pi 4 ケース レビュー』を開けたところ。
なお、アダプタは、5V 2.5A Micro USBから 5V 3A Type Cになりました。
Micro SDカードは、32GBまでが2TBまでになりました。そのためSDの規格がSDHCからSDXCに変わりました。通常なら64GB以上ならフォーマットがFATではなくexFATになるのが普通ですが、64GB以上で使うには、特殊なツールでFATフォーマットにしないと起動しません。
詳しくは、『Raspberry Pi 4で64GB以上のインストールメディアを作成する』を参照ください。
Pi 4から高負荷時の発熱が大きくなったため、ヒートシンク相当の物は必須です。
Raspberry Pi 4も、最初の作業は、ヒートシンクをつけることです。
チップは、80度を超えると周波数を落として破損を防ぎます。温度を制御することによって基盤が壊れないように工夫しています。しかし、この状態だと著しく遅くなります。80度超えて遅くなった状態をサーマルスロットといいます。
サーマルスロットが発生しないようにヒートシンクを付けます。
Raspberry Pi 3は、3か所取付けます。
ピンセットを使って慎重に取り付けました。
最後の作業もピンセットで取付です。
Raspberry Pi 4は、ヒートシンクを4か所に取り付けました。
液タブと、ロジクールのUnifyingキーボードでつないだところ。
起動したことが確認できたので、Raspberry Pi 3は、本体を白いケースに入れました。
スターターキットのケースは、安っぽいです。
対して個別ケースは見た目が良いです。
まとめ:Raspberry Piは、手軽で楽しい
WindowsやMacよりも手軽に楽しめます。
興味のある方は、Linuxデビューしてください。
いろんな種類がありますが、本日現在、最新は、「Lemore Raspberry Pi 4 model b」です。
これを買えば間違いないです。
目次
レビュー Raspberry Pi 4 Ultimate Kit
2,800円で始めるRaspberry Pi 3 Model b+
Raspberry Pi 4にベストなmicroSDカードについて
Miuzei 最新Raspberry Pi 4 ケース レビュー
Raspberry Piへインストールする(Raspbian編)
Raspberry Pi 4へOSをインストールする(LibreELEC Kodi編)
Raspberry Pi 4のデスクトップをリモートから操作する VNC編
Raspberry Pi 4 model B キーボードとマウスをBluetooth接続する
Raspberry Pi 4 CPUクーラー Ice Tower Cooler
マイクロソフト認定トレーナー。『自己紹介』