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Windows

Windows 11で様々なOSを楽しむ【Hyper-V】

2021年7月31日

メインパソコンがWindows 11になりました。

業務上、Windows 10などのOSを使ったりアプリケーションの動作の違いを検証することもあります。

そんなときは、Hyper-Vを使用して検証します。Windows 8.1からHyper-V拡張セッションが利用可能になり、より便利になりました。

一般ユーザーが、上記Windws 10とWindows 11を使用するには、2台のパソコンが必要ですが、Hyper-Vを使うことで、1台のパソコンで同時に起動できます。

また、Windows Serverを学ぶときも、15年前は、物理サーバーを準備していましたが、今はHyper-VかVMWareを利用して行うのが一般的です。OSや仮想やソフトが違っても実施方法は、ほぼ同じです。

早速、Windows 11上で様々なOSを楽しむ方法について伝えます。

★画面★

Hyper-Vのメリット

VMware Playerと違って、本格的な仮想化が可能です。以下のメリットがあります。

  • 商用利用可能
  • 複数OS同時起動可能
  • チェックポイントの作成可能
    (任意の状態に戻せる)

Hyper-Vのデメリット

Windows 11 Pro以上のエディションが必要
※Windows 10 Homeの方は、『Windows 10 Home から Windows 10 Pro にアップグレードする方法』を参照ください。

現在のバージョンのまま利用したい方は、『Windows 10で様々なOSを楽しむ【VMware Workstation Player】』を利用ください。

7年前の環境(ご参考)

私の環境:2560 x 1440 の横置きと1920x1200の縦置き

完全プロ仕様です。メインメモリ24GB

20130904d

 

事前知識

Hyper-Vを使うには、Windows 10 Pro以上のエディションが必要です。

[Windows]+[R]キーで「winver」と入力し、バージョンを確認ください。

また、メモリも潤沢にあった方がいいです。8GB以上を目指しましょう。

 

操作方法

以前は、Hyper-Vを使うために、BIOSの設定を行っていました。今どきのパソコンでも、初期値で無効になっている場合があります。

一番人気の『ASUS ROG CROSSHAIR VIII DARK HERO』の場合

[Del]キーでBIOSを起動します。

①Advanced Modeであることを確認します。もし違うなら画面右下の(α)のAdvanced Modeをクリックしてください。

②「詳細」⇒「CPU設定」

 

下にスクロールして、「SVM」を「有効」にします。

 

「終了」を選択し、「変更を保存しリセット」をクリックします。

 

最終確認です。変更内容に問題がなければ「OK」をクリックし保存します。

 

BIOS設定は、機種ごとに違います。Hyper-Vを有効にする方法を記載します。

[Windows]⇒「CP」Enterでコントロールパネルを起動』し、[プログラム]をクリックします。

 

「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。

少し下にドラッグし「Hyper-V」にチェックを付けます。

この時に「Hyper-Vプラットフォーム」がグレーアウトしている場合は、BIOSの設定で無効になっています。有効にしてから実施してください。

「OK」ボタンをクリックし、メッセージに従い再起動をします。

「Hyper-Vをインストールできません」と表示された場合は、『「Hyper-Vをインストールできません」と表示された場合の対処方法』を参照ください。

 

Hyper-V マネージャー起動方法

[windows]キーを押して「hy」と入力します。すると、必ずHyper-V マネージャーが表示されますのでクリックします。

 

Hyper-V マネージャーが起動されます。

 

Windows 10 Insider Previewをインストールしよう

OSは、なんでも良いです。

コンピューター名を右クリックし、「新規」⇒「仮想マシン」

 

「次へ」を選択

 

適当な名前をつけて「次へ」

 

古いOSでなければ、「第2世代」です。使えないOSを「第2世代」にすると起動すらしなくなります。

「第2世代」の方が操作勝手が良いです。

 

1024MB以上を割り当てましょう。動的に割り当てるのでメモリは少なくても差は少ないです。

 

「Default Switch」を選択します。

 

「次へ」をクリックします。

 

ISOファイルをダウンロードします。

ISO の使用 - Windows Insider Program | Microsoft Docs』にアクセスして「Windows10_InsiderPreview_Client_x64_ja-jp_21354.iso」をダウンロードしました。

 

いよいよ最後です。

「ブートイメージファイルからオペレーティング システムをインストールする」を選択し、「参照」から「ダウンロード」フォルダの「Windows10_InsiderPreview_Client_x64_ja-jp_21354.iso」を選択します。

 

「完了」をクリックします。

 

仮想マシンを起動します。ダブルクリック

 

電源ボタンをおします。

 

あとは、ひたすらインストール。

素早く何かキーを押してください。少しでも押しそこなうと、以下のように「>>Start PXE over IPv4」がでたら、失敗です。リセットボタンを押して再トライです。

 

「次へ」

20150216r17

「今すぐインストール」

20150216r18

 

私は、いつも「プロダクトキーがありません」を押しています。

 

わたしは、いつも「Windows 10 Pro」を選択しています。Proを選択するとHomeのプロダクトキーでライセンス認証できなくなるので、この点だけ気を付けてください。

 

「同意します」を選択。「次へ」

20150216r19

 

新規なので「カスタム」を選択

20150216r20

 

「次へ」をクリックするとインストールが開始します。

20150216r21

 

「日本」であることを確認し、「はい」をクリックします。

 

「ない」をクリックします。

 

「スキップ」をクリックします。

 

「個人用に設定」をクリックします。

 

「オフライン アカウント」をクリックします。

 

「制限付きエクスペリエンス」をクリックします。

 

英数字で適当な名前を入力し、「次へ」を押します。

 

「次へ」

 

「次へ」をクリックします。

 

「同意」をクリックします。

 

「今は実行しない」をクリックします。

 

以上で無事に設定することができました。

まとめ

Hyper-Vは、スキル向上の大きな一歩です。Windows 11 Proをお持ちの方は、ぜひお試しください。

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