長野市七二会地区では林業に力をいれています。
そのため林業の勉強だけでなく、技術習得のための実践もしています。
昨日も、刈払いをしました。作業前はジャングルですが、作業をすることで林道に戻ります。
それにしても、暑くて風もなく辛かった...
プロ林業家が、刈払い中に手を刺されました。(T T)
大量のハチが、巣を守ろうと舞っていました。写真は、ハチが落ち着いたところを写メしたものです。
前もって蜂の巣の存在に気が付けばよいのですが、葉の裏に巣を作っていてわかりません。事前の予測は、難しいのが現状です。
ムモンホソアシナガバチ
今回のハチは、「ムモンホソアシナガバチ」だと思われます。
体長は約15~20mm。林内および林縁の低木や草本の葉裏や枝,茎などに巣を作ります。最盛期の働きバチ数は最大で約100匹です。攻撃性はやや強く,植林地の下刈りで刺されることが多いです。
参考URL
刺された時の対処方法
以下が基本的な対処方法とのことです。陣場平などの山にいると、ショック症状の際に対処が間に合わない場合もあります。山によく入る方は、事前にエピペンなどを所持していた方が安心です。
1・速やかにその場から離れる
2・傷口を洗い毒を絞りだす
3・傷口に薬を塗り、傷口を冷やす
4・早めに医療機関を受診する
※参考URL:イラスト図解!蜂に刺されたときの応急手当とNG対処例
エピペンとは
ハチ刺傷、食物アレルギーなどによるアナフィラキシーに対する緊急補助治療に使用される医薬品です。 アナフィラキシーを起こす可能性の高い患者が作業中に常備することで、発症の際に医療機関へ搬送されるまでの症状悪化防止に役立ちます。
毒を絞りだすにはポイズンリムーバー
毒を絞りだすには、「ポイズンリムーバー」を使います。私も常備しています。
尚、口をつけて毒を吸い出すのは薦められません。蜂の毒を口に入れてしまうことになるからです。
まとめ:安全に作業をしよう
今日も、陣場平で伐倒作業をしています。夏から秋にかけて蜂の活動が活発になり危険な時期です。
可能であれば、このような時期の活動を避けるのが賢明ですが、業務となれば後の工程にも影響するためずらせないのが現状です。
林業は、「チェンソー」と「刈払機」のシンプルな機械で自然に挑むところにロマンがあります。
倒木した木を処理しているところ。万が一に備えエピペンが欲しい...
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マイクロソフト認定トレーナー。専業ブロガーになり1年経過(別名:ひきごもり)。ブロガーなのに誤字脱字王。滑舌が悪いのにYouTuber。『自己紹介』