ついに7月18日11時からRyzen 9 3900XTが発売しました。おそらくRyzen 9 3900Xの後継となることからRyzen 9 3900Xは、在庫処分で安くなります。性能差はわずかクーラーの有無も違うのでどうみても「T」なしがお得です。
()は、ターボ時のクロック向上であり、ベースクロックは変わりません。
- 3900XT(+0.1GHz)
- 3800XT(+0.2GHz)
- 3600XT(+0.1GHz)
Ryzen 9 3900シリーズ
Ryzen 9 3900XT without cooler 66,980円
AMD Ryzen 9 3900X with Wraith Prism cooler 56,800円
Ryzen 7 3800シリーズ
Ryzen 7 3800XT without cooler 52,480円
Ryzen 7 3800X with Wraith Prism cooler 46,300円
Ryzen 5 3600シリーズ
Ryzen 5 3600XT with Wraith Spire cooler 32,980円
Ryzen 5 3600X with Wraith Spire cooler 29,678円
Mini-ITXマシンはRyzen 9 3900が最高スペック
今思えば12コアCPU Ryzen 9 3900XをMini-ITXマシンで作るのがコスパ面でも一番良かったと思います。
Ryzen 9 3950XとMini-ITXマシンを考えましたが、AMDが推奨する簡易クーラーを入れる良い場所がありません。
12コアCPU Ryzen 9 3900Xは、16コアCPU Ryzen 9 3950Xの4割引くらいで購入できるので、Ryzen9 3950xに比べコスパは高いです。
12月5日から在庫があります。
超小型・超高速パソコンを自作しました。
Ryzen 9 3900Xの場合
Ryzen 5 3600Xの場合。CPUクーラーが違います。
3900Xだと、派手なCPUクーラーになるので気分があがります。
Mini-ITXの魅力
とても小さな筐体とマザーボードですが、通常のデスクトップと同等に搭載することができます。
- 小さな筐体でハイエンドパソコンが作れる
- デスクトップ用DDR4メモリが使える
- デスクトップ用電源が使える
- 16コアCPU Ryzen 9 3950Xも可能
- グラフィックカードもさせる
- 拡張性も十分
Mini-ITXを使う時の決断
今回は、超高性能なパソコンを作りました。
『N-FRAME-ITX オープンフレーム ver.mini-ITXで16コアの最強パソコンを作る』を参照ください。
RAIJINTEK METIS PLUSもいいよ
オープンフレームが発売する前は、RAIJINTEK METIS PLUSケースで作っていました。
メーカー公式HP 『RAIJINTEK』
メーカー公表のグラフィックカードの長さがが170mmですが、下の写真を見てわかるようにSFX電源を使うことで210mmのカードが楽々入りました。
最高で266mmの1080Tiが入るそうです。210mmのボートをさしても、あと56mm程度の余裕があります。
- 全7色から選択可能
- 19cm × 27.7cm × 25.4 cm
- PCIスロット ×2
- 3.5" HDD×1, 2.5" HDD×2
- グラフィックカードの長さ 170mm [Max]実際には266mm
- CPUクーラーの高さ 160mm [Max]
NZXT H210iもオススメ。24cmの水冷を使えば静か。
※ECOモードを使えば、標準CPUクーラーで裸でも静かです
『Ryzen 第3世代 Mini-ITXケースの本命⁉️!NZXT H210i』
RAIJINTEK OPHIONもオススメ。24cmの水冷を使えば静か。
Ryzen 第3世代 Mini-ITXケースの本命!RAIJINTEK OPHION
マザーは、GIGABYTE X570 I AORUS PRO WIFI Mini-IT
個人的には、WiFi 6が萌えるところです。トリプルディスプレイをサポートしている点も魅力です。
NVMe PCIe 4.0を2スロットサポートしています。
公式サイト『X570 I AORUS PRO WIFI (rev. 1.0) | Motherboard - GIGABYTE Global』
『レビュー 第3世代Ryzen用マザーボード X570 Mini ITX GIGABYTE I AORUS PRO WIFI』
M.2はもちろんNVMe Gen4 PCIe M.2
M.2は、SSDの次の世代になるものです。SSDは、インターフェースの制限で、上限が6Gbpsでした。
すでにSSDの性能は、インターフェースの上限になっており、ボトルネックになっていました。
M.2のPCI Express 3.0 (Gen3) × 4であれば、インタフェースの上限が32Gbpsまで
X570マザーなら、M.2のPCI Express 4.0 (Gen4) × 4の上限が50Gbpsまでで最速です。
私だけだと思っていますが、初期不良にあたり動きませんでした。
『レビュー&悲報 読込速度5,014MB/s NVMe Gen4 M.2 GIGABYTE AORUS 1TB』
CPUが悩む
『Ryzen 9 3900Xの登場により複雑化したCPU事情を整理する』にも執筆しました。
AMD Ryzen 5 3600でも十分に高速です。
ベンチマークによるとi7-6700k(88.8%) 3600(104%) 3600X(107%)とのことです。
実は、オーバークロックの経験がゼロなので、3600Xでデビューしました。
ただ、AMD Ryzen 5 3600Xのエコモードで十分に速く静かなので落ち着いています。
のち念願の16コアになりました。
Ryzen 7 3800X
i7-9700k対抗のRyzen 7 3800Xも買えます!
AMD Ryzen 7 3700X
AMD Ryzen 5 3600X
AMD Ryzen 5 3600
CPUグレードによってクーラーのLEDあり・なしが違う
本件は、意外な盲点でした。
CPUクーラーの件は、『Ryzen 5 3600Xレビュー』にまとめました。
AMD Wraith PRISMなら、メルカリで4,000円程度で手に入ります。
当初LEDなしのWraith SPIREが地味でいいと思っていたら、実際に使うと地味すぎて虚しいことに。
ちょっとは、LEDあった方が良さげです。
グラフィックカード
今すぐならGTX1660 Tiが良いと思っています。
『レビュー ZOTAC GTX1660 Ti AMP』を参照ください。
メモリについて
詳しくは、『Ryzen 第3世代に最適なメモリについて』を参照ください。
まとめ:自作は面白い
ノートパソコンもいいですが、壊れたら修理代が高くつらいです。本機なら、壊れても部品交換だけで済みます。しかも、最上位の性能を目指すこともできます。
本気でプロを目指す方や、自作パソコンで遊びたい方にオススメです。
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