【林業】きちんと理解すれば怖くない!振動障害を予防する

長野市地域おこし協力隊になり約3カ月になります。七二会地区では「林業」と「情報発信」の二つに力をいれています。

林業の職業病として、振動障害があります。振動障害の典型としてレイノー病(蒼白病)です。

きちんと対策をしていれば怖くありません。

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レイノー病とは

寒冷時や冷水につかったときに四肢末梢部、とくに両手指が対称的に痛み、しびれ感とともに蒼白する病気です。

1日に合計4時間までが望ましい

厚生労働省によると、レイノー病を防ぐために振動器具の使用時間の合計は、2時間/日以内と言われています。とは言え、林業のプロが2時間しか使えないと仕事になりません。

そこで、きちんとした対策をしていれば、より多くの時間をおこなっても問題ありません。それでも、4時間以内が望ましいとされています。詳しくは、後述します。

連続で10分以内(チェンソー)。30分以内(草刈機)

林業の場合、チェンソーの連続使用は10分以内、草刈機は、30分以内が望ましいとのことです。

使う機器の3軸合成値を知ることから始まる

適切な時間の把握は3軸合成値を知ることから始まります。チェンソーや草刈機には、必ず記載されています。3軸合成値とは、簡単に言えば振動の強さを表す数値です。

私の愛機 MS201 C-Mの場合は、2.7m/s2です。合計ではなく、大きい方の値が3軸合成値です。今回は、2.7m/s2。

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具体的に何時間作業して良いか

私の愛機 MS201 C-Mで確認しましょう。

作業の上限とされるのは、黒太線と3軸合成値が交わるところです。

作業の上限を超えなくても、他にも手袋など振動対策をした方がよいとされるのが点線と3軸合成値が交わるところです。

時間は、8時間です。点線の2倍の時間が黒線で16時間です。

MS201 C-M使った場合、一日にチェンソーを使っても良い時間は、16時間です。

また、1日8時間を超える作業をする場合は、防振手袋など防振対策する必要があるとのことです。

厚生労働省によると、いずれにしても4時間程度に収めた方が良いとのことです。

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プロ用の林業器具であれば振動は抑えられている

廉価なチェンソーは別ですが、プロ用の器具であれば、振動は抑えられています。次に購入予定のMS 241 C-Mも3.5m/s2程度ですので、たいしたことはありません。

しかし、廉価なチェンソーMS 170 C-Eは、パワーが控えめにも関わらず5.9m/s2と振動が強めです。

MS 170 C-Eでも、厚生労働省が推奨している4時間以内でぎりぎり作業できます。

わかりやすい資料

振動障害の予防のために 厚生労働省 PDFファイル

具体的な時間と対策について

日振動ばく露量A(8)の計算テーブル エクセルファイル

まとめ:楽しい林業ライフを

チェンソーの発達により、振動が抑えられています。昔のように神経質になる必要はないです。

とは言え、きちんと理解し、必要に応じて対策をした方が良いでしょう。

防振手袋をするなどして、楽しい林業ライフを過ごしましょう。

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