カメラアクセサリーの純正品と他社の比較をして楽しんでいます。
今回、比較するのは、リモートコードです。
使いたかったケンコーのリモートコード「リモート90」
この製品は、2015年7月3日に発売した比較的新しい製品です。
従来品の「ケンコーリモートコード」よりも操作ボタン部を軽量化し、スイッチ構造を改良したことで断線が起こりにくくなったものです。
価格もこなれたことから購入することとしました。
定価の4割引きで購入しました。
純正との違い
製品単品の写真で見ると純正と似ていますが、実際に比較して使うと、いろいろと異なる製品です。
- お値段は、1.8倍
- 大きさは、2倍
- 線の太さは、2倍。長さは同じ
- ストロークは、3倍
- どちらも手に馴染む。作りは違う
- 線の取り付け位置
- シャッター固定機構
⇒純正は誤動作しやすい
お値段
私が購入したときは、1.8倍違いました。そのときどき違うので純正と比較してください。
大きさ
大きさが全然違います。私は、小さい方が好きです。
厚さも違います。
線の太さと長さ
2倍ほど違います。純正は細いです。
線で重要なのは、しなやかさです。どちらもしなやかです。
長さはほぼ同じですが、純正の方が4cmほど長い
ストローク
純正は、自然な感じです。すこし押すと半押しでピント合わせ。押すとシャッターです。
ケンコー製は、押し込む感じです。押すと、半押しでピント合わせ。押し込むとシャッターです。純正と比べると3倍押し込まないといけない。
どちらが正解ということはありませんが、ケンコー製品は慣れが必要でしょう。
手により馴染む
手に馴染みます。その理由は、ほど良い大きさと後ろ側に人差し指が入る空間があるからです。
ケンコー製品は、適度なくぼみがあるので使いやすい
純正も良い
純正は、ポチポチがあるので使いやすい工夫がされています。
両社とも持ちやすい工夫がされています。
線の取り付け位置
どちらでも良いと思う
シャッター固定機構について
純正は誤動作しやすいが、ケンコー製は問題なし
純正の唯一気に入らないのは、バルブになってしまうところ。花火撮影などで少しでも力んでシャッターボタンを押すと、上にシフトしてシャッタが押しっぱなしになります。
ケンコー製品は、そのようなことはありません。
ニコンだと、ボタンを離しても、シャッター固定機構が働いて押したままの状態になってしまう。
まとめ:お好みで選んでね
大きさも使った感じも、お値段も結構違いますが、どちらも使い勝手は悪くはありません。
1,000円ぐらいの違いなら2倍ほど小さい方の純正がいい人も多いでしょう。
本製品の場合は、押し込んでシャッターボタンを押す必要があります。
純正はシャッター固定機能が誤動作しやすい欠点があり、どちらを選ぶか好みが別れるところです。
個性を知ってから購入すると、より満足できるでしょう。
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マイクロソフト認定トレーナー。専業ブロガーになり1年経過(別名:ひきごもり)。ブロガーなのに誤字脱字王。滑舌が悪いのにYouTuber。『自己紹介』